映画「トランスフォーマー」のメッセージ集
2007年09月11日
映画「トランスフォーマー」のメッセージ3
反連邦による破壊か連邦による保護か
私は、デイヴィッド・ロックフェラーの米国改造プロジェクトが次の3段階で計画されているとこれまで何度も書いてきました。
1.新しいパールハーバー
2.新しい南北戦争
3.新しい独立
WASP(アングロサクソン系プロテスタント)が築いた米国史を遡りつつ、WASPが築いた栄光の米国を破壊するという悪意に満ちた構想です。ご承知の911事件が上記1に当たり、年内に起こされると私が予想している事件は上記2に当たります。この事件の核心に関して、当ブログでは「米国を二分する勢力(レトロスレッドとメトロスブルー)間の衝突」と捉えてきましたが、その衝突は必ずしも武力抗争を伴うものでなく、南北戦争の本質としての「連邦制の危機」と理解するのが妥当のようです。
(参考)映画「アイランド」のメッセージ2
911事件で間髪を入れずアルカイダが犯人として名指しされたように、今度の事件では「反連邦主義者」「無政府主義者」が犯人に仕立てられ、「連邦制の危機」が声高に叫ばれるでしょう。先の中間選挙で共和党を見限った「アナルコ・キャピタリスト」がスケープゴートにされる(無実の罪を着せられる)のではないかと心配しているのですが、90年代のテロ事件と呼応する形でティモシー・マクベイのような異常な人間が再び主犯に仕立てられる(犯行の一端を担わされる)可能性も残されています。
(93年にイスラム原理主義過激派の仕業とされた世界貿易センタービル地下駐車場爆破事件、95年に連邦に対する復讐が動機とされたオクラホマシティ連邦ビル爆破事件)
この機に乗じて、ブッシュ・ジュニアは例によって単純な選択を国民に迫るでしょう―「反連邦主義者・無政府主義者のテロに脅かされ続けるか」それとも「連邦政府に権力をより集中して保護を得るか」です(映画「トランスフォーマー」のキャッチコピー「破壊か保護か"Destroy or Protect"」参照)。パニックの中で反射的に国民が選択するのはもちろん後者でしょう。息を吹き返したブッシュ政権は、国民の監視機能を強化し、自由を一層圧迫します。
(参考)映画「Vフォー・ヴェンデッタ」のメッセージ
しかしブッシュ・ジュニアの企みは早々に破たんします。パニックから覚醒した国民は何かがおかしいことに気付きます。タイミング良く、この事件に政府機関が関与している証拠がリークされます。同時に911事件がブッシュ政権の自作自演である決定的証拠までが流出します。国民の怒りはブッシュ政権、そして背後のWASPへと向けられます。誰かが(この人物にこそ私たちは注目すべきです)ブッシュ・ジュニアに対し武装蜂起します。ブッシュ政権はあっけなく自壊し、無血革命が成し遂げられます。これが上記3の出来事です。
(参考)映画「ザ・シューター」のメッセージ
情報リーク(ケネディ兄弟暗殺へのWASPの関わりも含まれると予想します)も、反乱扇動も、もちろんすべてがデイヴィッド・ロックフェラーのシナリオに初めから書かれている内容です。彼らはブッシュを見せ餌に国民をWASP排撃へと向かわせたいのです。これまで次第に権力を浸食しながらも決定的な基盤確立を阻まれてきたロックフェラー家が、大統領や主要官僚を通した権力行使よりさらに確実で安定的な政治体制を築くことになるでしょう(彼らの経済基盤が強化されることは言うまでもありません)。21世紀の最初の10年にアメリカで生じる(はずだった)のは、支配者・特権層のダイナミックな交代劇です。
デイヴィッド・ロックフェラーが招来する変革は、米国におけるキリスト教の抑圧(世俗化)、民族の平等(混淆による民族の解体=世界市民化)の実現です。国家の在り方が問われ、大統領制が見直されるでしょう。緩やかな連合を束ねる新しい行政職が新設されるのかもしれません(ローマの護民官のような市民プロテクターか?ブッシュ政権に対して反旗を翻した「誰か」が就任か?)。そしてその裏で誕生するのが「ロックフェラー・マトリックス(子宮)社会」です。そこでは自由や安全、平等がロックフェラーが許す範囲でのみ保障されます(警告映画「呪い村(Population436)」の牢獄シーン参照)。何も市民が本当の自由・平和・平等を勝ち取る訳ではないのです。
(参考)映画「マトリックス」のメッセージ2
映画「パールハーバー」の公開から911事件までは3ヶ月半でした。この伝で行くと、新しい南北戦争(連邦制の危機)の引き金となる諸事件の勃発は今年10月半ばと計算できます。10月19日を政変劇(ブッシュ暗殺)のXデーと設定した映画「大統領暗殺」と時期が重なるのは政治日程を考慮すれば必然なのでしょうか?
私は、デイヴィッド・ロックフェラーの米国改造プロジェクトが次の3段階で計画されているとこれまで何度も書いてきました。
1.新しいパールハーバー
2.新しい南北戦争
3.新しい独立
WASP(アングロサクソン系プロテスタント)が築いた米国史を遡りつつ、WASPが築いた栄光の米国を破壊するという悪意に満ちた構想です。ご承知の911事件が上記1に当たり、年内に起こされると私が予想している事件は上記2に当たります。この事件の核心に関して、当ブログでは「米国を二分する勢力(レトロスレッドとメトロスブルー)間の衝突」と捉えてきましたが、その衝突は必ずしも武力抗争を伴うものでなく、南北戦争の本質としての「連邦制の危機」と理解するのが妥当のようです。
(参考)映画「アイランド」のメッセージ2
911事件で間髪を入れずアルカイダが犯人として名指しされたように、今度の事件では「反連邦主義者」「無政府主義者」が犯人に仕立てられ、「連邦制の危機」が声高に叫ばれるでしょう。先の中間選挙で共和党を見限った「アナルコ・キャピタリスト」がスケープゴートにされる(無実の罪を着せられる)のではないかと心配しているのですが、90年代のテロ事件と呼応する形でティモシー・マクベイのような異常な人間が再び主犯に仕立てられる(犯行の一端を担わされる)可能性も残されています。
(93年にイスラム原理主義過激派の仕業とされた世界貿易センタービル地下駐車場爆破事件、95年に連邦に対する復讐が動機とされたオクラホマシティ連邦ビル爆破事件)
この機に乗じて、ブッシュ・ジュニアは例によって単純な選択を国民に迫るでしょう―「反連邦主義者・無政府主義者のテロに脅かされ続けるか」それとも「連邦政府に権力をより集中して保護を得るか」です(映画「トランスフォーマー」のキャッチコピー「破壊か保護か"Destroy or Protect"」参照)。パニックの中で反射的に国民が選択するのはもちろん後者でしょう。息を吹き返したブッシュ政権は、国民の監視機能を強化し、自由を一層圧迫します。
(参考)映画「Vフォー・ヴェンデッタ」のメッセージ
しかしブッシュ・ジュニアの企みは早々に破たんします。パニックから覚醒した国民は何かがおかしいことに気付きます。タイミング良く、この事件に政府機関が関与している証拠がリークされます。同時に911事件がブッシュ政権の自作自演である決定的証拠までが流出します。国民の怒りはブッシュ政権、そして背後のWASPへと向けられます。誰かが(この人物にこそ私たちは注目すべきです)ブッシュ・ジュニアに対し武装蜂起します。ブッシュ政権はあっけなく自壊し、無血革命が成し遂げられます。これが上記3の出来事です。
(参考)映画「ザ・シューター」のメッセージ
情報リーク(ケネディ兄弟暗殺へのWASPの関わりも含まれると予想します)も、反乱扇動も、もちろんすべてがデイヴィッド・ロックフェラーのシナリオに初めから書かれている内容です。彼らはブッシュを見せ餌に国民をWASP排撃へと向かわせたいのです。これまで次第に権力を浸食しながらも決定的な基盤確立を阻まれてきたロックフェラー家が、大統領や主要官僚を通した権力行使よりさらに確実で安定的な政治体制を築くことになるでしょう(彼らの経済基盤が強化されることは言うまでもありません)。21世紀の最初の10年にアメリカで生じる(はずだった)のは、支配者・特権層のダイナミックな交代劇です。
デイヴィッド・ロックフェラーが招来する変革は、米国におけるキリスト教の抑圧(世俗化)、民族の平等(混淆による民族の解体=世界市民化)の実現です。国家の在り方が問われ、大統領制が見直されるでしょう。緩やかな連合を束ねる新しい行政職が新設されるのかもしれません(ローマの護民官のような市民プロテクターか?ブッシュ政権に対して反旗を翻した「誰か」が就任か?)。そしてその裏で誕生するのが「ロックフェラー・マトリックス(子宮)社会」です。そこでは自由や安全、平等がロックフェラーが許す範囲でのみ保障されます(警告映画「呪い村(Population436)」の牢獄シーン参照)。何も市民が本当の自由・平和・平等を勝ち取る訳ではないのです。
(参考)映画「マトリックス」のメッセージ2
映画「パールハーバー」の公開から911事件までは3ヶ月半でした。この伝で行くと、新しい南北戦争(連邦制の危機)の引き金となる諸事件の勃発は今年10月半ばと計算できます。10月19日を政変劇(ブッシュ暗殺)のXデーと設定した映画「大統領暗殺」と時期が重なるのは政治日程を考慮すれば必然なのでしょうか?
2007年08月26日
映画「トランスフォーマー」(スピルバーグ製作)のメッセージ2
ミード湖の変異細菌
当ブログはハリウッド映画を中心とするメッセージ解読から、「アメリカで911事件に続く第二の偽テロ事件が起こされる」と予測しています。その事件の特徴としては主に次の3点を指摘してきました。
1.時期は2007年
2.細菌・生物兵器が使用される
3.ワシントンの連邦裁判所と連邦議会が標的とされる
映画や小説をこうした視点から鑑賞している私には、上記2について最近特に気に掛ることがあります。
(参考)新しい南北戦争のメッセージ集
以前の記事で取り上げた映画「Vフォーヴェンデッタ」では、ブッシュ・ジュニアを思わせる指導者が独裁権力を掌握した経緯がこう説明されます。政府の研究機関が開発した新種の細菌、つまり生物兵器を指導者が自ら「水道」に混入させ偽のテロ事件を演出したというのです。この事件で多くの国民(舞台はイギリス)が犠牲となり、指導者の思惑通り社会は混乱に陥ります。また映画「ウォーターパニック・インLA」もテロリストによって細菌を水道に流し込まれたロサンゼルス市民の混乱を描いています。
(参考)映画「Vフォーヴェンデッタ」のメッセージ
アメリカで起きている異変の首謀者たちが、なぜかSF小説家・社会思想家のHGウェルズを強く意識していることに私は気付いています。そして何と、このHGウェルズの著作の中に「テロリストが水道水に細菌を混入」させる話があるのです。「盗まれたバチルス」というタイトルの短編で、無政府主義者が細菌研究者から猛毒のバチルス菌を盗み、ロンドンの上水道の水源に投げ込もうとします。「細菌テロ」という現代的な概念を初めて世に送り出した作品です(発表年は1894年)。
(参考)小説「宇宙戦争」のメッセージ
ご承知のとおり、2001年9月には、911事件に引き続いて「炭ソ菌テロ(複数)」が起こされました。そのときは郵便物の封筒を菌で汚染させる手口が採られました。しかし上記の映画や小説は、次に起こされる細菌テロ事件では「水道混入」という手段が取られる可能性を示唆しています。そこで記憶の底から頭を擡げるのが、映画「トランスフォーマー」に登場した「フーバーダム」です。観客は水力発電所としての側面に巧みに誘導されるのですが、考えてみればこのダムによって造られた背後の巨大なミード湖は、米国南西部の2大水源のうちの一つでした。
ミード湖を水源として上水道が供給されている地域はそう広くはないかもしれません。それでも、レクリエーションエリアとして広く知られた湖が細菌に汚染され、魚などの生物が大量に死滅し(映像効果)、一部地域で水道を通して人間にも被害が及べば(プロファイルから被害エリアが限定される方が好都合)、アメリカ国民が受ける衝撃は911事件に匹敵するでしょう。政治・ビジネスに続いて「生活」までがテロリズムの脅威に晒されるのです。
ご存じでしょうか、フーバーダムを建造したベクテルグループのベクテルネヴァダは、今やテロ研究施設となった「ネヴァダテストサイト」を運営しています。研究対象には生物兵器が含まれます。既存の細菌を変異(トランスフォーム)させ毒性を高める類の技術を彼らは現実に追及しているのです(911事件でテロリストによるハイジャック対策専門機関がハイジャックを決行したことを思い出してください。彼らのキーワードは「逆用・悪用」の"abuse"です)。ミード湖との距離の近さにもご注意ください。この要素は作戦遂行を容易にするでしょう。そしてベクテルが世界有数の導水事業者である事実(水道民営化事業なら最大手)にも注意を喚起しておきたいと思います。
<参考>reviewjournal.com記事「防衛ビジネス」

こうして考えて行くと、冒頭に掲げた特徴のうち、事件の場所(3)は異なりそうです。しかし、911事件が複数態様の事件から構成されていたことから、今回も細菌テロを中核としながらも、爆弾テロが同時に起こされないとは限りません。その時には、ワシントンの地下鉄Metro、サンフランシスコのベイブリッジやBART(交通機関)、ボストンのBigDig(複合的交通システム)、ボストン〜ワシントン間のAcera(交通機関)などベクテルが手掛けたアメリカのシンボル施設・機関が標的とされる可能性があります。
当ブログはハリウッド映画を中心とするメッセージ解読から、「アメリカで911事件に続く第二の偽テロ事件が起こされる」と予測しています。その事件の特徴としては主に次の3点を指摘してきました。
1.時期は2007年
2.細菌・生物兵器が使用される
3.ワシントンの連邦裁判所と連邦議会が標的とされる
映画や小説をこうした視点から鑑賞している私には、上記2について最近特に気に掛ることがあります。
(参考)新しい南北戦争のメッセージ集
以前の記事で取り上げた映画「Vフォーヴェンデッタ」では、ブッシュ・ジュニアを思わせる指導者が独裁権力を掌握した経緯がこう説明されます。政府の研究機関が開発した新種の細菌、つまり生物兵器を指導者が自ら「水道」に混入させ偽のテロ事件を演出したというのです。この事件で多くの国民(舞台はイギリス)が犠牲となり、指導者の思惑通り社会は混乱に陥ります。また映画「ウォーターパニック・インLA」もテロリストによって細菌を水道に流し込まれたロサンゼルス市民の混乱を描いています。
(参考)映画「Vフォーヴェンデッタ」のメッセージ
アメリカで起きている異変の首謀者たちが、なぜかSF小説家・社会思想家のHGウェルズを強く意識していることに私は気付いています。そして何と、このHGウェルズの著作の中に「テロリストが水道水に細菌を混入」させる話があるのです。「盗まれたバチルス」というタイトルの短編で、無政府主義者が細菌研究者から猛毒のバチルス菌を盗み、ロンドンの上水道の水源に投げ込もうとします。「細菌テロ」という現代的な概念を初めて世に送り出した作品です(発表年は1894年)。
(参考)小説「宇宙戦争」のメッセージ
ご承知のとおり、2001年9月には、911事件に引き続いて「炭ソ菌テロ(複数)」が起こされました。そのときは郵便物の封筒を菌で汚染させる手口が採られました。しかし上記の映画や小説は、次に起こされる細菌テロ事件では「水道混入」という手段が取られる可能性を示唆しています。そこで記憶の底から頭を擡げるのが、映画「トランスフォーマー」に登場した「フーバーダム」です。観客は水力発電所としての側面に巧みに誘導されるのですが、考えてみればこのダムによって造られた背後の巨大なミード湖は、米国南西部の2大水源のうちの一つでした。
ミード湖を水源として上水道が供給されている地域はそう広くはないかもしれません。それでも、レクリエーションエリアとして広く知られた湖が細菌に汚染され、魚などの生物が大量に死滅し(映像効果)、一部地域で水道を通して人間にも被害が及べば(プロファイルから被害エリアが限定される方が好都合)、アメリカ国民が受ける衝撃は911事件に匹敵するでしょう。政治・ビジネスに続いて「生活」までがテロリズムの脅威に晒されるのです。
ご存じでしょうか、フーバーダムを建造したベクテルグループのベクテルネヴァダは、今やテロ研究施設となった「ネヴァダテストサイト」を運営しています。研究対象には生物兵器が含まれます。既存の細菌を変異(トランスフォーム)させ毒性を高める類の技術を彼らは現実に追及しているのです(911事件でテロリストによるハイジャック対策専門機関がハイジャックを決行したことを思い出してください。彼らのキーワードは「逆用・悪用」の"abuse"です)。ミード湖との距離の近さにもご注意ください。この要素は作戦遂行を容易にするでしょう。そしてベクテルが世界有数の導水事業者である事実(水道民営化事業なら最大手)にも注意を喚起しておきたいと思います。
<参考>reviewjournal.com記事「防衛ビジネス」
こうして考えて行くと、冒頭に掲げた特徴のうち、事件の場所(3)は異なりそうです。しかし、911事件が複数態様の事件から構成されていたことから、今回も細菌テロを中核としながらも、爆弾テロが同時に起こされないとは限りません。その時には、ワシントンの地下鉄Metro、サンフランシスコのベイブリッジやBART(交通機関)、ボストンのBigDig(複合的交通システム)、ボストン〜ワシントン間のAcera(交通機関)などベクテルが手掛けたアメリカのシンボル施設・機関が標的とされる可能性があります。
監督:ベン・レキー
収録時間:79分
レンタル開始日:2007-03-02
Story
『ボム・ザ・システム』の製作を担当したベン・レキーが監督・脚本を手掛けたパニックサスペンス。何者かによってダムの中に散布された生物兵器により、パニック状態に陥ったL.A.。人々は次第に狂気を露にしていき、(詳細こちら)
監督:ジェームズ・マクティーグ
収録時間:132分
レンタル開始日:2006-09-08
Story
『レオン』のナタリー・ポートマンと“エージェント・スミス”ことヒューゴ・ウィービング共演による近未来サスペンスアクション。独裁国家と化したイギリス。労働者階級の女性・イヴィーは仮面をまとった男・Vに出(詳細こちら)
2007年08月19日
映画「トランスフォーマー」(ベイ監督)のメッセージ1
ロックフェラー・ベクテル連合対WASP
当ブログが注目する二人の人物、マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグが初めて正式に共同製作した映画「トランスフォーマー」。特撮以外に見所のない、それでいて世界中で多くの人々に鑑賞されているこの作品から私が読み取ったのは、911事変以降進行するロックフェラーの米国改造プロジェクトにおいてベクテル社が果たしているかもしれない役割でした。
本作にはフーバーダムが特別な場所として登場します。ダムの底に米政府の宇宙人対策機関「セクター7」の秘密基地が隠されていると言うのです。ここで作品を投げ出さず、辛抱強くフーバーダムについて調べてみると、実に興味深い事実に出会えます。ニューディール政策のシンボルとされるこの一大国家事業の中核を担ったのは、同族の株式非公開会社でありながら米国最大手企業群の一角に食い込むベクテル社だったのです(ベクテルを中心とする共同事業体の名前は「6カンパニーズ」)。
<参照>L・マッカートニー著「ベクテルの秘密ファイル」
ベクテル社は、建設・エンジニアリング業界の雄で、ダムの他に、高速道路、橋、空港、地下鉄、石油パイプラインと精製プラントなど、世界中で多様多様な施設の建造に携わってきました(大戦中は船まで建造)。原子力発電施設建造分野のガリバー(シェア60%と言われる)でもあります。こうした華やかさの陰で、核拡散への関与、各国政治家・有力官僚(軍人を含む)との癒着、CIAとの密接な関係が取り沙汰される底深い会社です。
同社は、第二次大戦までに石油パイプライン・プラント建設を通してロックフェラーグループとの関係を育みました(確認できないでいますが、フーバーダム建設の運営資金をロックフェラーが提供したとの情報もあります)。その後、サウジアラビアやリビアへの進出を促し、アラブ諸国での躍進を援護(ロックフェラー&キッシンジャーの70年代中東戦略)するなど、少なからぬ肩入れをロックフェラー陣営は行っています。ロックフェラーにとって、ベクテル社が単なる取引先ではなく、経営上の無二のパートナーだったことに疑いの余地はありません。
では、ベクテル社がビジネスの関係にとどまらず、ロックフェラーのアメリカ改造プロジェクト、さらにその先の世界経営計画に深く関与しているとしたら?911事件を予告した映画「パールハーバー」と同じ作り(デジタル戦闘+モノラル恋愛)の映画「トランスフォーマー」は、ベクテル社の事業コンセプトである「エンジニアリング(工学技術)」を象徴するロボットをテーマとし、同社の歴史的業績にスポットを当てることでこのことを示唆しているように思えます。
私は以前に911事件の背後に「原爆開発」のテーマが隠されていると当ブログに記しました。航空機の軌跡(発地と衝突目標)がマンハッタンプロジェクト(原爆開発計画)の拠点移動に一致していること、WTC跡地が軍事系新聞によって爆心地を意味する「グランド(グラウンド)・ゼロ」と呼ばれるよう誘導されたこと、半年後並びに周年イベントにアラモゴードの爆発実験を想起させる仕掛け(ライトビーム)が施されたことなどがその根拠でした。
(参考)「911事件から浮かび上がるもう一つのメッセージ」1 2 3
この隠しテーマからは、911事件の首謀者が原爆開発に携わっていた可能性が浮上します。広瀬隆氏はマンハッタンプロジェクト参画企業として、ロックフェラーグループ、モルガングループ、ゼネラル・エレクトリックとデュポン(モルガン系)、ウェスティングハウス(ロックフェラー系)を挙げています。戦後まで含めた視点で見るなら、ここに同プロジェクトのハンフォード重水プラント建設を担当し、戦後はネバダ核実験場を管理・運営、さらに先頃はロスアラモス国立研究所の運営を共同受託して話題になったベクテル社を加えずにおくことはできません。
<参照>広瀬隆著「億万長者はハリウッドを殺す」
もし911事件をベクテルが仕切っていたとすれば、これほどロックフェラーにとって頼もしい味方もいなかったでしょう(一部局面においてはウジ・ダヤン率いるイスラエルのハイジャック対策組織サヤレト・マトカルが実行部隊となりました)。「たくらむ」の意味もある「エンジニアリング」をモットーとするベクテルは、複雑な要素を制御しつつプロジェクトを完遂させた経験を豊富に持ち、CIAと一体となって他国の革命を誘導した経験まであります。お誂え向きに、爆薬の扱いに慣れ、建物の構造、空港の保安や航空会社・ペンタゴンの個別事情に詳しい組織が一体他にあったでしょうか?
<参照>The Village Voice 記事(911事件の後処理まで受注しようとしていたとの記事。この結末はどうなったのでしょうか?)
彼らが遂行しつつあるプロジェクトの当面の目標は、アメリカの支配構造を転換させることです。ロックフェラーはWASPの代表格とされ、ベクテルもまたその牙城と表現されます。ロックフェラーグループはそれまではWASPの立場(偽装)を利用して成長を遂げましたが、68年頃に現在の当主デイヴィッドが方針を抜本的に見直したことが映画「レディインザウォーター」で明かされています。恐らくはその時期に、3代目就任間もないステファン・D・ベクテルJrをデイヴィッドが説得したのでしょう(ユダヤ人嫌いとされたベクテル社がこの頃から、アーマンド・ハマーと手を結び、キャスパー・ワインバーガーを重用し、ヘンリー・キッシンジャーの支援を受けるようになります)。それ以来、両グループはWASPの仮面を付けたままWASP打倒に邁進している可能性があります。70年代の強力な支援はその見返りだったとも解釈できます。
(参考)映画「レディインザウォーター」のメッセージ3 (同カテゴリー)
私は、911事件でロックフェラーが自ら建設したWTCを自らの手で破壊したのは、第一に世間の疑いの目を逸らすためと考えてきましたが、今回の考察でもっと根源的な理由があると気付かされました。ロックフェラーとベクテルは、WASPと共に築いた栄光のアメリカを自らの手で破壊しているのではないか。これが彼らなりの清算行為ではないかと。(作品は「犠牲なくして勝利なし」と、さも自分たちが尊い犠牲を捧げているような調子ですが、これは噴飯ものの偽善です)
彼らはWASP打倒後のアメリカを民族融和・世俗社会として思い描いています。一部のWASP特権層に苦しめられてきた大多数のアメリカ市民を開放するとして、自分たちを市民の「守護者(Protector)」と傲岸にも見做し、既存権力層を「(平和と平等の)破壊者(Destroyer)」と切り捨てます。それでも彼らは真の対立軸を市民に提示しません(それでは思い通りに行かないからです)。ロックフェラー・ベクテル連合対WASPの戦い(Their War)が、実態を知らない市民の生活の場を主戦場(Our World)に繰り広げられているのです。

wikipedia"Transformers(movie)" より
ベクテルの秘密ファイル―CIA・原子力・ホワイトハウス
億万長者はハリウッドを殺す〈上〉
当ブログが注目する二人の人物、マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグが初めて正式に共同製作した映画「トランスフォーマー」。特撮以外に見所のない、それでいて世界中で多くの人々に鑑賞されているこの作品から私が読み取ったのは、911事変以降進行するロックフェラーの米国改造プロジェクトにおいてベクテル社が果たしているかもしれない役割でした。
本作にはフーバーダムが特別な場所として登場します。ダムの底に米政府の宇宙人対策機関「セクター7」の秘密基地が隠されていると言うのです。ここで作品を投げ出さず、辛抱強くフーバーダムについて調べてみると、実に興味深い事実に出会えます。ニューディール政策のシンボルとされるこの一大国家事業の中核を担ったのは、同族の株式非公開会社でありながら米国最大手企業群の一角に食い込むベクテル社だったのです(ベクテルを中心とする共同事業体の名前は「6カンパニーズ」)。
<参照>L・マッカートニー著「ベクテルの秘密ファイル」
ベクテル社は、建設・エンジニアリング業界の雄で、ダムの他に、高速道路、橋、空港、地下鉄、石油パイプラインと精製プラントなど、世界中で多様多様な施設の建造に携わってきました(大戦中は船まで建造)。原子力発電施設建造分野のガリバー(シェア60%と言われる)でもあります。こうした華やかさの陰で、核拡散への関与、各国政治家・有力官僚(軍人を含む)との癒着、CIAとの密接な関係が取り沙汰される底深い会社です。
同社は、第二次大戦までに石油パイプライン・プラント建設を通してロックフェラーグループとの関係を育みました(確認できないでいますが、フーバーダム建設の運営資金をロックフェラーが提供したとの情報もあります)。その後、サウジアラビアやリビアへの進出を促し、アラブ諸国での躍進を援護(ロックフェラー&キッシンジャーの70年代中東戦略)するなど、少なからぬ肩入れをロックフェラー陣営は行っています。ロックフェラーにとって、ベクテル社が単なる取引先ではなく、経営上の無二のパートナーだったことに疑いの余地はありません。
では、ベクテル社がビジネスの関係にとどまらず、ロックフェラーのアメリカ改造プロジェクト、さらにその先の世界経営計画に深く関与しているとしたら?911事件を予告した映画「パールハーバー」と同じ作り(デジタル戦闘+モノラル恋愛)の映画「トランスフォーマー」は、ベクテル社の事業コンセプトである「エンジニアリング(工学技術)」を象徴するロボットをテーマとし、同社の歴史的業績にスポットを当てることでこのことを示唆しているように思えます。
私は以前に911事件の背後に「原爆開発」のテーマが隠されていると当ブログに記しました。航空機の軌跡(発地と衝突目標)がマンハッタンプロジェクト(原爆開発計画)の拠点移動に一致していること、WTC跡地が軍事系新聞によって爆心地を意味する「グランド(グラウンド)・ゼロ」と呼ばれるよう誘導されたこと、半年後並びに周年イベントにアラモゴードの爆発実験を想起させる仕掛け(ライトビーム)が施されたことなどがその根拠でした。
(参考)「911事件から浮かび上がるもう一つのメッセージ」1 2 3
この隠しテーマからは、911事件の首謀者が原爆開発に携わっていた可能性が浮上します。広瀬隆氏はマンハッタンプロジェクト参画企業として、ロックフェラーグループ、モルガングループ、ゼネラル・エレクトリックとデュポン(モルガン系)、ウェスティングハウス(ロックフェラー系)を挙げています。戦後まで含めた視点で見るなら、ここに同プロジェクトのハンフォード重水プラント建設を担当し、戦後はネバダ核実験場を管理・運営、さらに先頃はロスアラモス国立研究所の運営を共同受託して話題になったベクテル社を加えずにおくことはできません。
<参照>広瀬隆著「億万長者はハリウッドを殺す」
もし911事件をベクテルが仕切っていたとすれば、これほどロックフェラーにとって頼もしい味方もいなかったでしょう(一部局面においてはウジ・ダヤン率いるイスラエルのハイジャック対策組織サヤレト・マトカルが実行部隊となりました)。「たくらむ」の意味もある「エンジニアリング」をモットーとするベクテルは、複雑な要素を制御しつつプロジェクトを完遂させた経験を豊富に持ち、CIAと一体となって他国の革命を誘導した経験まであります。お誂え向きに、爆薬の扱いに慣れ、建物の構造、空港の保安や航空会社・ペンタゴンの個別事情に詳しい組織が一体他にあったでしょうか?
<参照>The Village Voice 記事(911事件の後処理まで受注しようとしていたとの記事。この結末はどうなったのでしょうか?)
彼らが遂行しつつあるプロジェクトの当面の目標は、アメリカの支配構造を転換させることです。ロックフェラーはWASPの代表格とされ、ベクテルもまたその牙城と表現されます。ロックフェラーグループはそれまではWASPの立場(偽装)を利用して成長を遂げましたが、68年頃に現在の当主デイヴィッドが方針を抜本的に見直したことが映画「レディインザウォーター」で明かされています。恐らくはその時期に、3代目就任間もないステファン・D・ベクテルJrをデイヴィッドが説得したのでしょう(ユダヤ人嫌いとされたベクテル社がこの頃から、アーマンド・ハマーと手を結び、キャスパー・ワインバーガーを重用し、ヘンリー・キッシンジャーの支援を受けるようになります)。それ以来、両グループはWASPの仮面を付けたままWASP打倒に邁進している可能性があります。70年代の強力な支援はその見返りだったとも解釈できます。
(参考)映画「レディインザウォーター」のメッセージ3 (同カテゴリー)
私は、911事件でロックフェラーが自ら建設したWTCを自らの手で破壊したのは、第一に世間の疑いの目を逸らすためと考えてきましたが、今回の考察でもっと根源的な理由があると気付かされました。ロックフェラーとベクテルは、WASPと共に築いた栄光のアメリカを自らの手で破壊しているのではないか。これが彼らなりの清算行為ではないかと。(作品は「犠牲なくして勝利なし」と、さも自分たちが尊い犠牲を捧げているような調子ですが、これは噴飯ものの偽善です)
彼らはWASP打倒後のアメリカを民族融和・世俗社会として思い描いています。一部のWASP特権層に苦しめられてきた大多数のアメリカ市民を開放するとして、自分たちを市民の「守護者(Protector)」と傲岸にも見做し、既存権力層を「(平和と平等の)破壊者(Destroyer)」と切り捨てます。それでも彼らは真の対立軸を市民に提示しません(それでは思い通りに行かないからです)。ロックフェラー・ベクテル連合対WASPの戦い(Their War)が、実態を知らない市民の生活の場を主戦場(Our World)に繰り広げられているのです。

wikipedia"Transformers(movie)" より
ベクテルの秘密ファイル―CIA・原子力・ホワイトハウス億万長者はハリウッドを殺す〈上〉



