911事件(2001年米中枢同時多発テロ)
2007年02月04日
小説「宇宙戦争」(HGウェルズ著)のメッセージ
WTCと炭ソ菌を結ぶ線
オウム真理教(当時)の若者たちがアニメにしろ小説にしろSFに影響を受けていたことは周知のとおりです。村井秀夫周辺は「宇宙戦艦ヤマト」が、上祐史浩は「銀河帝国の興亡」が特にお気に入りだったようです。そんな彼らでもH.G.ウェルズにまでは古すぎて手が届かなかったと思いますが、私がずっと感じてきたのは、911事件の首謀者たちがウェルズをなぜか強く意識していることでした。
H.G.ウェルズは、単なるSF作家というより、社会思想家と呼ぶべき人物で、彼なりのユートピアを思い描き、社会に影響を与えてきました。第一次世界大戦が「戦争を根絶するための戦争」(ウッドロウ・ウィルソン)と位置づけられ、第二次世界大戦が「独裁(ファシズム)政権との戦い」(フランクリンDルーズベルト)と位置づけられたのは彼に負うところが大きいと指摘されています。ちなみに両大戦のスローガンに対応する「戦争放棄」「人権」を柱とする日本国憲法も彼の影響を受けている可能性があります。
(参考)HGウェルズのメッセージ
<参照>HGウェルズ著「解放された世界」の浜野輝氏による後書き
彼は人類が核兵器を開発してしまえば世界変革なしでは生き残れないと確信し、核兵器の世界管理を構想、その組織が世界を運営すべきだと考えました。第二次世界大戦後のアメリカは、まさに開発した核兵器に関する技術情報を同盟国に公開し、「核の国際管理」を目指しました。ソ連には情報どころか 重要部品を供給さえした証拠があります。構想どおりの強大な組織は誕生しなかったにしても、核兵器とその拡散が20世紀後半の歴史の主軸を成したのは事実です。
さて、そんなウェルズが1898年に発表した作品が「宇宙戦争」でした。この小説には圧倒的な力をもって人々を迫害する存在として火星人が登場します。彼らは「トライポッド」と呼ばれる100フィート(30m、つまり見上げるばかり)の高さの3本足の装置を使って「人類の大虐殺」(本書の表現)に着手します。軍隊が放った大砲の弾によって倒された装置は2台だけ、人類は迫害者の前にほとんど無力です。ところが事態は急展開します。意外にも太古から地上に棲息する細菌が迫害者を全滅させるのです。(ウェルズは核兵器と毒ガス兵器を早くから予見しただけでなく、細菌兵器の発案者でもあったと考えられます)
<参照>HGウェルズ著「宇宙戦争」
ここに911事件を重ねてみてください。圧倒的力を行使して自分たちを迫害するアメリカの支配体制(経済・軍事・政治)の打倒を何者かが決意します。彼らはその象徴の一つである3棟の高層ビル(トライポッド)を爆弾によって倒します。そしてとどめとして別の象徴を細菌兵器により攻撃します。911テロと炭ソ菌テロ、私たちの脳裏で奇妙に分離されている二つの出来事が100年前に著されたSF小説によってひとつに結び合わされるのですから不思議です。
(上の記述はその何者かが、洞窟のテロリストであってもデイヴィッド・ロックフェラーであっても成立しそうです。しかし炭ソ菌の出所や次第に明らかになりつつあるWTC内部に仕掛けられた爆弾の存在から前者の可能性は消えてしまいます。自身が深く関わった建物を対象とするこのテロは、オウム真理教が味方と目された学者の家を爆破したのと同型の典型的な自作自演行為です。なお、ロックフェラーをWASPの一員と見ると事件の本質が見失われます)
スティーブン・スピルバーグはこの小説の映画化に当たり、物語をさらに911事件の現実に引き寄せました。トライポッドを爆破する際に、砲撃ではなく(映画では大砲は全く効果がなかった)、装置の内部に爆弾(手榴弾)を仕掛け、「内破」させたのです。そして米軍がトライポッドにとどめを刺すシーンではビル倒壊と敢えて重ね合わせてもいます。スピルバーグは迫害者がアメリカのWASPであること、被迫害者はユダヤ人であり、いつ再び大量虐殺されるか知れないことを作品でメッセージしています。(スピルバーグは単純にそう信じているかもしれませんが、911事件の首謀者は単にアメリカを”新しいカナン”にすべく決意し、障害となる現行体制をホロコースト実行者に見立てているだけとも考えられます)
(参考)メッセージジャーナル要旨1
ウェルズはユダヤ人を始めとするすべての民族が平和に暮らす様を夢想しました。そのための新体制(ニューレジーム)構築を彼は目指したのです(民族国家の撲滅、世界政府の樹立、国家に依存しない人間生来の権利など)。911事件の首謀者がウェルズの夢を引き継いだのか、それとも彼の思想の牽強付会かは今のところ断定できませんが、ウェルズを強く意識していることは確かです(犯罪者が推理小説に書かれた特定の手口をヒントにする類の心理か、単にオマージュを捧げているだけなのかも確言できません)。彼らが当日予定されていたニューヨーク市・司法省合同(FEMA参加)のバイオテロ演習を「トライポッド2」と命名したのも同じ表れと理解できます。
建物のトライポッドとは異なり、体制のトライポッド(白人、アングロサクソン、プロテスタント=WASP)は2007年2月3日現在、まだ倒れてはいません。2001年の細菌テロは致命傷とならず、彼らがその時に本気で細菌テロを実行したとも思えません。再度細菌兵器を使用して計画を前進させようとするのではないかと私が危惧する所以です。
(参考)メッセージジャーナルから
解放された世界
宇宙戦争
オウム真理教(当時)の若者たちがアニメにしろ小説にしろSFに影響を受けていたことは周知のとおりです。村井秀夫周辺は「宇宙戦艦ヤマト」が、上祐史浩は「銀河帝国の興亡」が特にお気に入りだったようです。そんな彼らでもH.G.ウェルズにまでは古すぎて手が届かなかったと思いますが、私がずっと感じてきたのは、911事件の首謀者たちがウェルズをなぜか強く意識していることでした。
H.G.ウェルズは、単なるSF作家というより、社会思想家と呼ぶべき人物で、彼なりのユートピアを思い描き、社会に影響を与えてきました。第一次世界大戦が「戦争を根絶するための戦争」(ウッドロウ・ウィルソン)と位置づけられ、第二次世界大戦が「独裁(ファシズム)政権との戦い」(フランクリンDルーズベルト)と位置づけられたのは彼に負うところが大きいと指摘されています。ちなみに両大戦のスローガンに対応する「戦争放棄」「人権」を柱とする日本国憲法も彼の影響を受けている可能性があります。
(参考)HGウェルズのメッセージ
<参照>HGウェルズ著「解放された世界」の浜野輝氏による後書き
彼は人類が核兵器を開発してしまえば世界変革なしでは生き残れないと確信し、核兵器の世界管理を構想、その組織が世界を運営すべきだと考えました。第二次世界大戦後のアメリカは、まさに開発した核兵器に関する技術情報を同盟国に公開し、「核の国際管理」を目指しました。ソ連には情報どころか 重要部品を供給さえした証拠があります。構想どおりの強大な組織は誕生しなかったにしても、核兵器とその拡散が20世紀後半の歴史の主軸を成したのは事実です。
さて、そんなウェルズが1898年に発表した作品が「宇宙戦争」でした。この小説には圧倒的な力をもって人々を迫害する存在として火星人が登場します。彼らは「トライポッド」と呼ばれる100フィート(30m、つまり見上げるばかり)の高さの3本足の装置を使って「人類の大虐殺」(本書の表現)に着手します。軍隊が放った大砲の弾によって倒された装置は2台だけ、人類は迫害者の前にほとんど無力です。ところが事態は急展開します。意外にも太古から地上に棲息する細菌が迫害者を全滅させるのです。(ウェルズは核兵器と毒ガス兵器を早くから予見しただけでなく、細菌兵器の発案者でもあったと考えられます)
<参照>HGウェルズ著「宇宙戦争」
ここに911事件を重ねてみてください。圧倒的力を行使して自分たちを迫害するアメリカの支配体制(経済・軍事・政治)の打倒を何者かが決意します。彼らはその象徴の一つである3棟の高層ビル(トライポッド)を爆弾によって倒します。そしてとどめとして別の象徴を細菌兵器により攻撃します。911テロと炭ソ菌テロ、私たちの脳裏で奇妙に分離されている二つの出来事が100年前に著されたSF小説によってひとつに結び合わされるのですから不思議です。
(上の記述はその何者かが、洞窟のテロリストであってもデイヴィッド・ロックフェラーであっても成立しそうです。しかし炭ソ菌の出所や次第に明らかになりつつあるWTC内部に仕掛けられた爆弾の存在から前者の可能性は消えてしまいます。自身が深く関わった建物を対象とするこのテロは、オウム真理教が味方と目された学者の家を爆破したのと同型の典型的な自作自演行為です。なお、ロックフェラーをWASPの一員と見ると事件の本質が見失われます)
スティーブン・スピルバーグはこの小説の映画化に当たり、物語をさらに911事件の現実に引き寄せました。トライポッドを爆破する際に、砲撃ではなく(映画では大砲は全く効果がなかった)、装置の内部に爆弾(手榴弾)を仕掛け、「内破」させたのです。そして米軍がトライポッドにとどめを刺すシーンではビル倒壊と敢えて重ね合わせてもいます。スピルバーグは迫害者がアメリカのWASPであること、被迫害者はユダヤ人であり、いつ再び大量虐殺されるか知れないことを作品でメッセージしています。(スピルバーグは単純にそう信じているかもしれませんが、911事件の首謀者は単にアメリカを”新しいカナン”にすべく決意し、障害となる現行体制をホロコースト実行者に見立てているだけとも考えられます)
(参考)メッセージジャーナル要旨1
ウェルズはユダヤ人を始めとするすべての民族が平和に暮らす様を夢想しました。そのための新体制(ニューレジーム)構築を彼は目指したのです(民族国家の撲滅、世界政府の樹立、国家に依存しない人間生来の権利など)。911事件の首謀者がウェルズの夢を引き継いだのか、それとも彼の思想の牽強付会かは今のところ断定できませんが、ウェルズを強く意識していることは確かです(犯罪者が推理小説に書かれた特定の手口をヒントにする類の心理か、単にオマージュを捧げているだけなのかも確言できません)。彼らが当日予定されていたニューヨーク市・司法省合同(FEMA参加)のバイオテロ演習を「トライポッド2」と命名したのも同じ表れと理解できます。
建物のトライポッドとは異なり、体制のトライポッド(白人、アングロサクソン、プロテスタント=WASP)は2007年2月3日現在、まだ倒れてはいません。2001年の細菌テロは致命傷とならず、彼らがその時に本気で細菌テロを実行したとも思えません。再度細菌兵器を使用して計画を前進させようとするのではないかと私が危惧する所以です。
(参考)メッセージジャーナルから
2007年01月21日
映画「ソードフィッシュ」のメッセージ2
911事件を隠しテーマとした諸作品が意味すること
映画「ソードフィッシュ」が2001年のWTC事件で使われたトリックを暴露していると前回の記事に書きました。以前の記事で触れた「ローンガンメン(パイロット版)」も、今回初めて取り上げる映画「ロングキス・グッドナイト」(レニー・ハーリン製作・監督)も、同様に911事件を隠しテーマとする作品です。3作品のプロットを整理してみました。
ソードフィッシュ(2001年製作)
1.テロを装った謀略
2.モサドによる犯行を偽装
3.動機はテロの根絶
4.真犯人は米情報機関(FBI)の一部スタッフ(暴走愛国者)
(参考)映画「ソードフィッシュ」(ドミニク・セナ監督)のメッセージ
ロングキス・グッドナイト(1998年製作)
1.テロを装った謀略
2.イスラム原理主義者による犯行を偽装(93年のWTCとCIAとの関わりにも言及)
3.動機は情報予算獲得
4.米情報機関(CIA)による(大統領の関与はない)
ローンガンメン(2001年製作)
1.テロを装った謀略
2.WTCへの航空機衝突
3.動機は国防費増大
4.航空機はリモートコントロールされていた
<参照>killtownサイトのシナプス(ヒロさん日記より)
米政権中枢かその機関かは別にして「テロを装った米国権力による犯行」である点において、3作品のメインプロットは共通しています。すべて911事件前に製作された作品ばかりで、米国で発生するテロが政府関係者によって起こされるなどとは考えられもしなかった当時に、揃って近未来に生じる重大テロ事件の核心を衝いている事実には驚かされます。
「ソードフィッシュ」は高層ビルに公共交通機関が激突することを示唆し、「ローンガンメン」はさらにその高層ビルがWTCであり、その公共交通機関が民間航空機であることまでずばりと言い当てています。「ロングキス・グッドナイト」はイスラム原理主義者の犯行に偽装されることを予言します。その一方、動機は「テロの根絶」「情報予算獲得(CIAの延命)」「国防費増大(軍産複合体絡みか?)」と多様です。動機と直接結び付く真犯人も必然として多様です。
諸作品が事件前に製作された理由、911事件の真相が敢えてリークされた理由は、真の動機と首謀者を隠すこと以外に考えられません。つまり、動機と首謀者に関しては作品で明かされている情報以外の可能性を探るべきだということです。「ソードフィッシュ」のキーワード「排他的論理和」を反転させるようにです。
こうした作品が製作できたのは、真犯人と名指しされたFBI、CIA、有力政治家(上院議員)、政府が疑われても、決して黒幕にまでは届かないとの確信があってこそでしょう。そうした機関は犯行に関与しているとは思われますが、不本意にも巻き込まれたか精々がトカゲの尻尾でしかありません。同様に挙げられた動機も、その一部ではあるにしても、真の動機ではないことになります。アメリカの安全保障や国防費の増大は動機の核心ではないのです。
当ブログは次のとおり推測しています。真の黒幕は経済人のデイヴィッド・ロックフェラーであり、実行行為者はディック・チェイニ―とイスラエルのサヤレト・マトカル(イスラエル軍の対テロ情報機関)を基盤とするウジ・ダヤン一派です。「ロングキス・グッドナイト」が製作された1998年に具体工作が開始されたこのプロジェクトは、米国とイスラエルでの二正面(中東ではエルサレムを焦点とした小イスラエル戦略、米国ではステイツジャック戦略)で推進されており、今年と来年で完了する中期計画です。その真の動機は「ユダヤ民族の安全保障体制確立」です。
(参考)メッセージジャーナル記事一覧
彼らが映画を利用して動機と首謀者を煙に巻こうとしていることは、動機と首謀者を知られないことが彼らの計画を推進するに当たって重要であると告白しているようなものです。911事件が公式発表とは異なり、米国政府あるいは機関が関与したとするなら、計画が2001年で完了したと考えることはできません。あれほどのリスクを負って開始された計画が、現在のように中途半端なままで終わるはずがないからです。彼らの真の動機(と首謀者)を追求することで、今後の彼らの行動を強く牽制できることになります。
欺瞞と虚偽が彼らの武器なら、真実は私たちの武器です。
*尚、全ユダヤ人が共謀していると考えるのはナンセンスです。このプロジェクトを立案し、推進しているのは、デイヴィッド・ロックフェラーとキッシンジャーなど一部ユダヤ人、並びに夫々の思惑の下に協力している一部非ユダヤ人です。(D・ロックフェラーにはもちろん経済動機があります。しかし自己正当化の柱はこの独善的使命です)
ロング・キス・グッドナイト
映画「ソードフィッシュ」が2001年のWTC事件で使われたトリックを暴露していると前回の記事に書きました。以前の記事で触れた「ローンガンメン(パイロット版)」も、今回初めて取り上げる映画「ロングキス・グッドナイト」(レニー・ハーリン製作・監督)も、同様に911事件を隠しテーマとする作品です。3作品のプロットを整理してみました。
ソードフィッシュ(2001年製作)
1.テロを装った謀略
2.モサドによる犯行を偽装
3.動機はテロの根絶
4.真犯人は米情報機関(FBI)の一部スタッフ(暴走愛国者)
(参考)映画「ソードフィッシュ」(ドミニク・セナ監督)のメッセージ
ロングキス・グッドナイト(1998年製作)
1.テロを装った謀略
2.イスラム原理主義者による犯行を偽装(93年のWTCとCIAとの関わりにも言及)
3.動機は情報予算獲得
4.米情報機関(CIA)による(大統領の関与はない)
ローンガンメン(2001年製作)
1.テロを装った謀略
2.WTCへの航空機衝突
3.動機は国防費増大
4.航空機はリモートコントロールされていた
<参照>killtownサイトのシナプス(ヒロさん日記より)
米政権中枢かその機関かは別にして「テロを装った米国権力による犯行」である点において、3作品のメインプロットは共通しています。すべて911事件前に製作された作品ばかりで、米国で発生するテロが政府関係者によって起こされるなどとは考えられもしなかった当時に、揃って近未来に生じる重大テロ事件の核心を衝いている事実には驚かされます。
「ソードフィッシュ」は高層ビルに公共交通機関が激突することを示唆し、「ローンガンメン」はさらにその高層ビルがWTCであり、その公共交通機関が民間航空機であることまでずばりと言い当てています。「ロングキス・グッドナイト」はイスラム原理主義者の犯行に偽装されることを予言します。その一方、動機は「テロの根絶」「情報予算獲得(CIAの延命)」「国防費増大(軍産複合体絡みか?)」と多様です。動機と直接結び付く真犯人も必然として多様です。
諸作品が事件前に製作された理由、911事件の真相が敢えてリークされた理由は、真の動機と首謀者を隠すこと以外に考えられません。つまり、動機と首謀者に関しては作品で明かされている情報以外の可能性を探るべきだということです。「ソードフィッシュ」のキーワード「排他的論理和」を反転させるようにです。
こうした作品が製作できたのは、真犯人と名指しされたFBI、CIA、有力政治家(上院議員)、政府が疑われても、決して黒幕にまでは届かないとの確信があってこそでしょう。そうした機関は犯行に関与しているとは思われますが、不本意にも巻き込まれたか精々がトカゲの尻尾でしかありません。同様に挙げられた動機も、その一部ではあるにしても、真の動機ではないことになります。アメリカの安全保障や国防費の増大は動機の核心ではないのです。
当ブログは次のとおり推測しています。真の黒幕は経済人のデイヴィッド・ロックフェラーであり、実行行為者はディック・チェイニ―とイスラエルのサヤレト・マトカル(イスラエル軍の対テロ情報機関)を基盤とするウジ・ダヤン一派です。「ロングキス・グッドナイト」が製作された1998年に具体工作が開始されたこのプロジェクトは、米国とイスラエルでの二正面(中東ではエルサレムを焦点とした小イスラエル戦略、米国ではステイツジャック戦略)で推進されており、今年と来年で完了する中期計画です。その真の動機は「ユダヤ民族の安全保障体制確立」です。
(参考)メッセージジャーナル記事一覧
彼らが映画を利用して動機と首謀者を煙に巻こうとしていることは、動機と首謀者を知られないことが彼らの計画を推進するに当たって重要であると告白しているようなものです。911事件が公式発表とは異なり、米国政府あるいは機関が関与したとするなら、計画が2001年で完了したと考えることはできません。あれほどのリスクを負って開始された計画が、現在のように中途半端なままで終わるはずがないからです。彼らの真の動機(と首謀者)を追求することで、今後の彼らの行動を強く牽制できることになります。
欺瞞と虚偽が彼らの武器なら、真実は私たちの武器です。
*尚、全ユダヤ人が共謀していると考えるのはナンセンスです。このプロジェクトを立案し、推進しているのは、デイヴィッド・ロックフェラーとキッシンジャーなど一部ユダヤ人、並びに夫々の思惑の下に協力している一部非ユダヤ人です。(D・ロックフェラーにはもちろん経済動機があります。しかし自己正当化の柱はこの独善的使命です)
2007年01月14日
映画「ソードフィッシュ」(ドミニク・セナ監督)のメッセージ
911映像トリックが見破られるとき
カウンターテロチームのリーダーである自称ゲイブリエル・シアーは、犯罪に加担させられたハッカーであるスタンリー・ジョブソンに問い掛けます―「もし一人の子供を殺せばすべての病気が根絶されるとしたらお前には殺せるか」。スタンリーは問い返します―「それが10人だったら?」。ソドムとゴモラの町を巡る聖書の記述が意識されているこの問いは、さらに「では100人だったら」そして「2,974人だったらお前には殺せるか」と続くはずです(聖書とは逆順に)。2,974人は911テロで犠牲となられた死者の数(最終報告書)です。
テロリストを抹殺するための活動資金を得るために銀行強盗を決行し、市民(無辜の民、あるいは守るべき対象)を巻き添えにして平然としているゲイブリエルの答えはもちろん「イエス」です。作品においてこの人物に対置されるスタンリーの立場は断固として「ノー」であり、二人の信念はどこまでも平行線を辿ります。ここが作品の核心なのですが、そこに踏み入る前にもうしばらく筋を追うことにします。
ゲイブリエルは完全犯罪を目論み、トリックを仕掛けます。トリックの種を彼はこう解説します―「思い込みを利用すれば観客の眼前で象さえ消すことができる」「人は目と耳の刺激に騙されやすい」。彼は高層ビルの屋上に大型で(目の刺激)、音を轟かせる(耳の刺激)ヘリコプターを用意し、スタンリーに犯人がそれで逃げるつもりだと思い込ませます。そして大勢の捜査官の眼前でヘリコプターが撃ち落とされるに任せることで犯人が死んだと錯覚させます。その実、彼らは隠れ通路を通ってビルに入り逃げ伸びます。トリックの成立です。
<参照>UNZIP(解説と合わせ参考になります)
テロとカウンターテロをテーマに据え、ビンラディン風のテロリストの名前と犯歴に言及し、ご丁寧に公共交通機関を高層ビル上層階に激突までさせるこの作品が実際のテロ事件と重ならないはずがありません。911事件直前に製作され、直後に公開されたこの作品は、明らかに911事件の鍵となったトリックを暴露しています。衆人環視の下(ポイントはテレビ実況)、航空機がWTC(ワールドトレードセンター1,2棟)に衝突します。人々が映像から目を離せないでいるうちに、突如WTCは崩落します。その巨大な惨劇を目撃し、崩落の轟音を耳にした人々は衝撃の中で二つの出来事を結び合わせ、「航空機衝突(原因)がビルを崩落(結果)させた」と思いこみます。
この作品は、公開当時の観客を対象にしたものでは決してありません。航空機衝突をWTC崩壊の原因とする合理的な説明は不可能であると確信した概ね2006年以後の観客が対象です。一定時間の経過と特定条件(幻惑効果の減退)を前提として初めて作動する時限式メッセージといったところでしょうか。では、重大な内部情報を暴露してまで後の観客に伝えたかったメッセージとは何だったのでしょう。私はエンドロールに登場する一文「the final password:VERNAM」に注目します。
作品のプロットからVERNAMは「バーナム暗号」を意味します。この暗号方式のポイントは「排他的論理和」にあります。排他的論理和(Xor、EXOR etc)は図にあるとおり、論理和(OR)から重複部分を排除した部分を「真」とするものです。両者の重なりは「偽」となります。ここでゲイブリエルとスタンリーの関係を思い出してください。各々の信念は「真」であり、二人の信念は重なりません。

かくして、映画「ソードフィッシュ」は次のとおりメッセージしていることが分かります。「テロ根絶のためのテロ」を是とする者も否とする者もどちらも正しい。そして両者が交わるところは「偽」が支配する。つまり、911テロはテロリストを抹殺するためのプロジェクトであり、その目的は正しいのだから、犠牲者が出たとしても許容されるべきである。あのような形でトリックを仕掛けたのは、両者が共存するためには「偽」を行使する以外にないから。彼らは自らの犯行とトリックを独特の(かつ単純な)論理で正当化しようとしています。
以上のメッセージを作品が発していることに疑念の余地はありません。しかしそのメッセージが伝達されることで得られる効果はと考えると、私たちはもっと奥まで踏み込まなければならないことに気付かされます。ここには911事件を「考えを誤ったテロ撲滅者、暴走した愛国者の犯罪」と位置づけたい者の意志が読み取れます。当ブログが追求するようなさらにその背後に潜む黒幕を隠蔽しようとしているのです。
彼らはトリックがやがて見破られることを想定していたようです。しかるべきタイミングに合わせてこの映画は新たなメッセージを発信し始めます。目覚めた人々を真相からできるだけ遠ざけるべく作品が制作されたと考えるなら、すべての辻褄が合います。
ソードフィッシュ 特別版
カウンターテロチームのリーダーである自称ゲイブリエル・シアーは、犯罪に加担させられたハッカーであるスタンリー・ジョブソンに問い掛けます―「もし一人の子供を殺せばすべての病気が根絶されるとしたらお前には殺せるか」。スタンリーは問い返します―「それが10人だったら?」。ソドムとゴモラの町を巡る聖書の記述が意識されているこの問いは、さらに「では100人だったら」そして「2,974人だったらお前には殺せるか」と続くはずです(聖書とは逆順に)。2,974人は911テロで犠牲となられた死者の数(最終報告書)です。
テロリストを抹殺するための活動資金を得るために銀行強盗を決行し、市民(無辜の民、あるいは守るべき対象)を巻き添えにして平然としているゲイブリエルの答えはもちろん「イエス」です。作品においてこの人物に対置されるスタンリーの立場は断固として「ノー」であり、二人の信念はどこまでも平行線を辿ります。ここが作品の核心なのですが、そこに踏み入る前にもうしばらく筋を追うことにします。
ゲイブリエルは完全犯罪を目論み、トリックを仕掛けます。トリックの種を彼はこう解説します―「思い込みを利用すれば観客の眼前で象さえ消すことができる」「人は目と耳の刺激に騙されやすい」。彼は高層ビルの屋上に大型で(目の刺激)、音を轟かせる(耳の刺激)ヘリコプターを用意し、スタンリーに犯人がそれで逃げるつもりだと思い込ませます。そして大勢の捜査官の眼前でヘリコプターが撃ち落とされるに任せることで犯人が死んだと錯覚させます。その実、彼らは隠れ通路を通ってビルに入り逃げ伸びます。トリックの成立です。
<参照>UNZIP(解説と合わせ参考になります)
テロとカウンターテロをテーマに据え、ビンラディン風のテロリストの名前と犯歴に言及し、ご丁寧に公共交通機関を高層ビル上層階に激突までさせるこの作品が実際のテロ事件と重ならないはずがありません。911事件直前に製作され、直後に公開されたこの作品は、明らかに911事件の鍵となったトリックを暴露しています。衆人環視の下(ポイントはテレビ実況)、航空機がWTC(ワールドトレードセンター1,2棟)に衝突します。人々が映像から目を離せないでいるうちに、突如WTCは崩落します。その巨大な惨劇を目撃し、崩落の轟音を耳にした人々は衝撃の中で二つの出来事を結び合わせ、「航空機衝突(原因)がビルを崩落(結果)させた」と思いこみます。
この作品は、公開当時の観客を対象にしたものでは決してありません。航空機衝突をWTC崩壊の原因とする合理的な説明は不可能であると確信した概ね2006年以後の観客が対象です。一定時間の経過と特定条件(幻惑効果の減退)を前提として初めて作動する時限式メッセージといったところでしょうか。では、重大な内部情報を暴露してまで後の観客に伝えたかったメッセージとは何だったのでしょう。私はエンドロールに登場する一文「the final password:VERNAM」に注目します。
作品のプロットからVERNAMは「バーナム暗号」を意味します。この暗号方式のポイントは「排他的論理和」にあります。排他的論理和(Xor、EXOR etc)は図にあるとおり、論理和(OR)から重複部分を排除した部分を「真」とするものです。両者の重なりは「偽」となります。ここでゲイブリエルとスタンリーの関係を思い出してください。各々の信念は「真」であり、二人の信念は重なりません。
かくして、映画「ソードフィッシュ」は次のとおりメッセージしていることが分かります。「テロ根絶のためのテロ」を是とする者も否とする者もどちらも正しい。そして両者が交わるところは「偽」が支配する。つまり、911テロはテロリストを抹殺するためのプロジェクトであり、その目的は正しいのだから、犠牲者が出たとしても許容されるべきである。あのような形でトリックを仕掛けたのは、両者が共存するためには「偽」を行使する以外にないから。彼らは自らの犯行とトリックを独特の(かつ単純な)論理で正当化しようとしています。
以上のメッセージを作品が発していることに疑念の余地はありません。しかしそのメッセージが伝達されることで得られる効果はと考えると、私たちはもっと奥まで踏み込まなければならないことに気付かされます。ここには911事件を「考えを誤ったテロ撲滅者、暴走した愛国者の犯罪」と位置づけたい者の意志が読み取れます。当ブログが追求するようなさらにその背後に潜む黒幕を隠蔽しようとしているのです。
彼らはトリックがやがて見破られることを想定していたようです。しかるべきタイミングに合わせてこの映画は新たなメッセージを発信し始めます。目覚めた人々を真相からできるだけ遠ざけるべく作品が制作されたと考えるなら、すべての辻褄が合います。
2007年01月01日
メッセージジャーナルから
トライポッドと生物兵器
米国で新しい南北戦争が起きる―激動の2007年が幕を開けました。多くの方の勇気ある告発により、911事件がブッシュ政権による内部犯行であることが今や明らかにされています(WTC7崩壊が決定的です)。そろそろ私たちも911事件から浮かび上がる犯行態様や思惑を未来に投射することで、権力犯罪者たちの悪意に対抗すべき時ではないでしょうか。
真相究明の現状を丁寧に解説してくれている木村愛二編著「9.11/イラク戦争コード」が、911事件当日に実施されていた演習に触れています。その一つ「トライポッド2」は、正確には12日から実施が予定されていたニューヨーク市と司法省合同の「対生物兵器テロ演習」です。この演習に参加予定だったFEMAの職員が余りにもタイミング良く10日夜から準備に入っていたことで真相究明者の耳目を集めるところとなったものです。
<参考>アレックス・ジョーンズのインタビュー
スピルバーグ映画の隠されたメッセージに拘っている私には、この演習と映画「宇宙戦争」との照応が気に掛かります。人間、ユダヤ人を容赦なく殺戮する装置の名前は「トライポッド」。その装置を破壊するのは「生物兵器」。もちろんトライポッド(tripod)なる呼称も生物兵器としての微生物も原作に登場します。スピルバーグはウェルズに忠実に映画化を行ったに過ぎないと解釈するのが普通でしょう。
<参照>英語版「宇宙戦争」(プロジェクト・グーテンベルク)
ここに少し情報を加え、俯瞰してみます。911事件直後に炭ソ(疽)菌事件が引き起こされました。捜査の結果、使用された菌がアメリカ国内の研究機関で開発されたものだったことが早い時期に判明します。その驚くべき事実が明らかにされるや一転して捜査は尻すぼみの様相を呈します。そして事件に蓋がされたまま5年が消尽され、現在に至ります。私たちには不可解極まりないこの経緯も、ブッシュ政権並びにその背後のデイヴィッド・ロックフェラーたちにとっては不安だけを煽り、911事件の深層から人々の目を背けさせるための既定の計画だったのでしょう。
ところで、彼らの犯行特徴(プロファイル)の一つに「既視感」があります。彼らの事件は突然起こりはしません。必ずなにがしかの予告や先取りが伴います。WTCを対象としたテロも二度目でした。では、中途半端だった先の炭ソ菌事件が今後に予定されている本格テロの先駆けだったとすれば?本格テロの首謀者と名指しされる者が実は炭ソ菌事件の真犯人だったとの説明が人々に与えられて一件落着させられはしないでしょうか?
(参照)911プロファイルのメッセージ4
私にはこれが迫りくる新しい南北戦争の犯行態様ではないかと思えてきます。南北戦争の端緒となる事件の犯人は自由主義過激派のアメリカ人(アルカイダ同様のでっちあげ)ですから、炭ソ菌が国内製であったことは話の辻褄が合います。911当日の演習と炭ソ菌事件、それに新しい南北戦争での生物兵器テロ―一連の情報が真っ直ぐに結ばれます。その時間線上に、計画を知るスピルバーグが制作した映画が故意に置かれた可能性があります。
トライポッドとは3脚のことです。この3本の脚は、WASPの「白人」「アングロサクソン」「プロテスタント」を象徴しているのかもしれません。歴史におけるユダヤ人迫害者像としては不十分ながら、ロックフェラーたちが推進している計画の敵像には一致します。
*さらには、高い3本の脚は引き倒された三つの高層ビルを象徴しているのかもしれません。ここにはWTC建設推進者ロックフェラー兄弟の複雑な事情が絡んできます。彼らはWASPになりすましたマイノリティです。デイビッドのコンプレックスは映画「AI」「キャッチミー・イフユーキャン」「マイノリティ・リポート」に表現されています。
(参照)メッセージジャーナル記事一覧
アメリカの旧支配基盤を完全に破壊することが彼らの目的です。そのために、911事件と新しい南北戦争を起こし、外見からはWASPの代表に見えるブッシュ政権を強化し、暴走させた上で、ついにはクーデターでその支持層諸共に排除しようと計画しています。その第二段階で彼らが使うかもしれない武器が生物兵器です。ただし、別のプロファイルから推測できるように、感染性の高い菌ではなく狭い範囲で最大限の効果を発揮するタイプを彼らは選択するでしょう。かつての炭ソ菌のような。
2007年は、2001年同様に彼らにとって重要な年となります。それは私たちにとっては、あってはならない蛮行が繰り返される年を意味します。その年頭に当たって、彼らの創作したストーリー、歴史、ユートピアを断固拒否する決意を改めて表明しておきたいと思います。
世界はわたしたち一人一人が自由な決断(選択)を行うための大切な舞台です。一握りの人間たちがこれを占有することは、決して許されるものではありません。いくら富の寡占に成功したからといって、世界まで入手できる訳ではないことを彼らは理解できないのです。
9・11/イラク戦争コード―アメリカ政府の情報操作と謀略を解読する
米国で新しい南北戦争が起きる―激動の2007年が幕を開けました。多くの方の勇気ある告発により、911事件がブッシュ政権による内部犯行であることが今や明らかにされています(WTC7崩壊が決定的です)。そろそろ私たちも911事件から浮かび上がる犯行態様や思惑を未来に投射することで、権力犯罪者たちの悪意に対抗すべき時ではないでしょうか。
真相究明の現状を丁寧に解説してくれている木村愛二編著「9.11/イラク戦争コード」が、911事件当日に実施されていた演習に触れています。その一つ「トライポッド2」は、正確には12日から実施が予定されていたニューヨーク市と司法省合同の「対生物兵器テロ演習」です。この演習に参加予定だったFEMAの職員が余りにもタイミング良く10日夜から準備に入っていたことで真相究明者の耳目を集めるところとなったものです。
<参考>アレックス・ジョーンズのインタビュー
スピルバーグ映画の隠されたメッセージに拘っている私には、この演習と映画「宇宙戦争」との照応が気に掛かります。人間、ユダヤ人を容赦なく殺戮する装置の名前は「トライポッド」。その装置を破壊するのは「生物兵器」。もちろんトライポッド(tripod)なる呼称も生物兵器としての微生物も原作に登場します。スピルバーグはウェルズに忠実に映画化を行ったに過ぎないと解釈するのが普通でしょう。
<参照>英語版「宇宙戦争」(プロジェクト・グーテンベルク)
ここに少し情報を加え、俯瞰してみます。911事件直後に炭ソ(疽)菌事件が引き起こされました。捜査の結果、使用された菌がアメリカ国内の研究機関で開発されたものだったことが早い時期に判明します。その驚くべき事実が明らかにされるや一転して捜査は尻すぼみの様相を呈します。そして事件に蓋がされたまま5年が消尽され、現在に至ります。私たちには不可解極まりないこの経緯も、ブッシュ政権並びにその背後のデイヴィッド・ロックフェラーたちにとっては不安だけを煽り、911事件の深層から人々の目を背けさせるための既定の計画だったのでしょう。
ところで、彼らの犯行特徴(プロファイル)の一つに「既視感」があります。彼らの事件は突然起こりはしません。必ずなにがしかの予告や先取りが伴います。WTCを対象としたテロも二度目でした。では、中途半端だった先の炭ソ菌事件が今後に予定されている本格テロの先駆けだったとすれば?本格テロの首謀者と名指しされる者が実は炭ソ菌事件の真犯人だったとの説明が人々に与えられて一件落着させられはしないでしょうか?
(参照)911プロファイルのメッセージ4
私にはこれが迫りくる新しい南北戦争の犯行態様ではないかと思えてきます。南北戦争の端緒となる事件の犯人は自由主義過激派のアメリカ人(アルカイダ同様のでっちあげ)ですから、炭ソ菌が国内製であったことは話の辻褄が合います。911当日の演習と炭ソ菌事件、それに新しい南北戦争での生物兵器テロ―一連の情報が真っ直ぐに結ばれます。その時間線上に、計画を知るスピルバーグが制作した映画が故意に置かれた可能性があります。
トライポッドとは3脚のことです。この3本の脚は、WASPの「白人」「アングロサクソン」「プロテスタント」を象徴しているのかもしれません。歴史におけるユダヤ人迫害者像としては不十分ながら、ロックフェラーたちが推進している計画の敵像には一致します。
*さらには、高い3本の脚は引き倒された三つの高層ビルを象徴しているのかもしれません。ここにはWTC建設推進者ロックフェラー兄弟の複雑な事情が絡んできます。彼らはWASPになりすましたマイノリティです。デイビッドのコンプレックスは映画「AI」「キャッチミー・イフユーキャン」「マイノリティ・リポート」に表現されています。
(参照)メッセージジャーナル記事一覧
アメリカの旧支配基盤を完全に破壊することが彼らの目的です。そのために、911事件と新しい南北戦争を起こし、外見からはWASPの代表に見えるブッシュ政権を強化し、暴走させた上で、ついにはクーデターでその支持層諸共に排除しようと計画しています。その第二段階で彼らが使うかもしれない武器が生物兵器です。ただし、別のプロファイルから推測できるように、感染性の高い菌ではなく狭い範囲で最大限の効果を発揮するタイプを彼らは選択するでしょう。かつての炭ソ菌のような。
2007年は、2001年同様に彼らにとって重要な年となります。それは私たちにとっては、あってはならない蛮行が繰り返される年を意味します。その年頭に当たって、彼らの創作したストーリー、歴史、ユートピアを断固拒否する決意を改めて表明しておきたいと思います。
世界はわたしたち一人一人が自由な決断(選択)を行うための大切な舞台です。一握りの人間たちがこれを占有することは、決して許されるものではありません。いくら富の寡占に成功したからといって、世界まで入手できる訳ではないことを彼らは理解できないのです。
2006年12月31日
2006年10月16日
映画「ワールドトレードセンター」(オリバー・ストーン監督)のメッセージ
希望を運ぶ二つの翼
911テロ事件でWTCの瓦礫の下に閉じ込められた二人の港湾警官の救出実話を忠実に再現した映画「ワールドトレードセンター」を観ました。米国民の心の最も奥底に横たわるものが何かを確認させてくれる作品でした。
スクリーンを覆う巨大で無機質な瓦礫の山―それはWTCを崩落させた者たちのとてつもない悪意の象徴、警官と米国民・世界を襲った深い絶望の象徴に違いありません。救出された二人の警官は、そんな瓦礫の下で、取るに足らないくらい小さく、それでいて有機的、価値あるものとして描かれます。ストーン監督は、悪意と絶望の底から復活する小さな希望の物語を米国民と世界に提示したかったのだろうと思われます。つまりこの作品のコンセプトは「パンドラの箱」なのです。
作中、悪意と絶望は崩れかかる形で幾度か生き埋めとなった二人を呑み込もうとします。その最大の危機が訪れたとき、死と対面したジョン・マクローリンは主の祈りを大声で唱え、ウィル・ヒメノは家族への愛を叫びます。
「主の祈り」とは新約聖書でイエス・キリスト自身が教えたとされるもので、呼びかけに続く「御名が崇められますように」で始まる一連の祈りからなります。「御名」は父なる神がモーゼに開示した「あってある者」(英語では"I am who I am.")ですから、この祈りは、存在そのもの、世界のすべてを統括されている方(万軍の主)である神への信頼を表白するものです。
以前の記事で取り上げたとおり、現代は基本的に「人間信仰」の時代であり、自分の力によって運命を切り開くことが当然とされます。これを推し進めたところに、私が米国乗っ取り策謀者と睨む者たちの奉じる歪んだ理信論があります。信仰を失った現代日本人もむしろ彼らの心情に近いところに立っているのではないでしょうか。しかし、多くのアメリカ人の心の奥底には神への信仰がまだ生きており、死の際にあってそうした思いが湧きあがる事実をマクローリンの体験は示しています。
ヒメノも意識が薄れたときには、イエス・キリストの幻覚を見ています。さらに映画「ユナイテッド93」においては、死を覚悟した乗客が同じ主の祈りを唱えるシーンが挿入されています(真実かどうかは別にして)。米国民の心の奥底には、こんな純朴さが残っています。
一方、同じ危機の瞬間にヒメノが口にしたのは、家族への愛でした。この心情も、もちろんマクローリン、AU93便の乗客たちと共通しています。ストーンが描いた「現代のパンドラの箱」で「希望」が地上に復帰できたのは、神への信仰と家族への愛という確かな二つの翼に支えられてのことだったのです。
ここで再び巨大な悪意と絶望が私たちに襲い掛かります。ブッシュが米国民を戦争に駆り立てたのは、まさにこの二つの心情を悪用したものだったからです。ブッシュは米国を神の意志を行うものと位置づけ、対テロ戦争なるものを神聖化(一時は「十字軍」とまで宣言)しました。同時にテロの恐怖を煽り、家族や仲間を守るためと戦いを正当化したのです(「ブラックホークダウン」などの映画が側面支援)。ブッシュは米国民の純朴さを徹底的に利用しました。
どうぞイメージしてください。911悲劇の箱を開けると、巨大な闇が立ち上ります。慌てて閉じようとする直前、箱の底から儚げながらも暖かい光を放つ希望が辛うじて飛び立ちます。ブッシュはその希望を荒々しく手で捕まえると人々の前に掲げ、さらに大きな闇へと人々を導いたのです。(だからブッシュの背後にいる者たちの罪はもっと重い!)
もう一度希望を飛び立たせるための翼を私たちは持っているでしょうか?
911テロ事件でWTCの瓦礫の下に閉じ込められた二人の港湾警官の救出実話を忠実に再現した映画「ワールドトレードセンター」を観ました。米国民の心の最も奥底に横たわるものが何かを確認させてくれる作品でした。
スクリーンを覆う巨大で無機質な瓦礫の山―それはWTCを崩落させた者たちのとてつもない悪意の象徴、警官と米国民・世界を襲った深い絶望の象徴に違いありません。救出された二人の警官は、そんな瓦礫の下で、取るに足らないくらい小さく、それでいて有機的、価値あるものとして描かれます。ストーン監督は、悪意と絶望の底から復活する小さな希望の物語を米国民と世界に提示したかったのだろうと思われます。つまりこの作品のコンセプトは「パンドラの箱」なのです。
作中、悪意と絶望は崩れかかる形で幾度か生き埋めとなった二人を呑み込もうとします。その最大の危機が訪れたとき、死と対面したジョン・マクローリンは主の祈りを大声で唱え、ウィル・ヒメノは家族への愛を叫びます。
「主の祈り」とは新約聖書でイエス・キリスト自身が教えたとされるもので、呼びかけに続く「御名が崇められますように」で始まる一連の祈りからなります。「御名」は父なる神がモーゼに開示した「あってある者」(英語では"I am who I am.")ですから、この祈りは、存在そのもの、世界のすべてを統括されている方(万軍の主)である神への信頼を表白するものです。
以前の記事で取り上げたとおり、現代は基本的に「人間信仰」の時代であり、自分の力によって運命を切り開くことが当然とされます。これを推し進めたところに、私が米国乗っ取り策謀者と睨む者たちの奉じる歪んだ理信論があります。信仰を失った現代日本人もむしろ彼らの心情に近いところに立っているのではないでしょうか。しかし、多くのアメリカ人の心の奥底には神への信仰がまだ生きており、死の際にあってそうした思いが湧きあがる事実をマクローリンの体験は示しています。
ヒメノも意識が薄れたときには、イエス・キリストの幻覚を見ています。さらに映画「ユナイテッド93」においては、死を覚悟した乗客が同じ主の祈りを唱えるシーンが挿入されています(真実かどうかは別にして)。米国民の心の奥底には、こんな純朴さが残っています。
一方、同じ危機の瞬間にヒメノが口にしたのは、家族への愛でした。この心情も、もちろんマクローリン、AU93便の乗客たちと共通しています。ストーンが描いた「現代のパンドラの箱」で「希望」が地上に復帰できたのは、神への信仰と家族への愛という確かな二つの翼に支えられてのことだったのです。
ここで再び巨大な悪意と絶望が私たちに襲い掛かります。ブッシュが米国民を戦争に駆り立てたのは、まさにこの二つの心情を悪用したものだったからです。ブッシュは米国を神の意志を行うものと位置づけ、対テロ戦争なるものを神聖化(一時は「十字軍」とまで宣言)しました。同時にテロの恐怖を煽り、家族や仲間を守るためと戦いを正当化したのです(「ブラックホークダウン」などの映画が側面支援)。ブッシュは米国民の純朴さを徹底的に利用しました。
どうぞイメージしてください。911悲劇の箱を開けると、巨大な闇が立ち上ります。慌てて閉じようとする直前、箱の底から儚げながらも暖かい光を放つ希望が辛うじて飛び立ちます。ブッシュはその希望を荒々しく手で捕まえると人々の前に掲げ、さらに大きな闇へと人々を導いたのです。(だからブッシュの背後にいる者たちの罪はもっと重い!)
もう一度希望を飛び立たせるための翼を私たちは持っているでしょうか?
2006年10月08日
911プロファイルのメッセージ1
コントロールド・デモリションの意味するところ
グレアム・アリソン氏は著書「核テロ」に、「ペンシルベニア州に墜落したユナイテッド航空93便は、かわりにスリー・マイル・アイランド(原発)を標的にすることもできた。国防総省に突っ込んだアメリカン航空77便は、ヴァージニア州リッチモンド近くのノース・アンナ原子力発電所を狙うことも可能だった」と記しています。
もしこうした原発、あるいは核廃棄物保管所が攻撃されていたなら、アメリカは壊滅的打撃、または決定的打撃を被っていたことでしょう。そうした施設がテロ発生後に慌てて警戒体制に入ったことが報道されており、それまでは対テロ対策(特に空からの)が特に準備されていなかった(無防備だった)ことが明白になっています。常時戒厳下に置かれているペンタゴンとは違って、そうした施設はテロリストの格好の標的だったはずです。(余程現実的なテロ計画)
私はその出発地と航跡からAA77便が実際にノース・アンナ原発に向かっていた可能性があると考えています。しかしあくまで向かっていただけのことで、途中で航空機を回収することも織り込み済みだったろうと推測します。なぜなら、彼らは常に被害を特定の乗り物なり、建物なりに限定する犯行特徴(プロファイル)を示しているからです。
これまでアルカイダの犯行とされてきた対米テロ事件を振り返ってみてください。ケニア・タンザニアの両大使館(1998年)、イエメン沖の軍艦(2000年)、そして米国の民間航空機と建物(2001年)―911事件では見事に(!)ワールドトレードセンター(WTC)ブロックのみに主要な被害は収められています。明らかに彼らは被害をコントロールしているのです(キーワードは"広義の"「コントロールド・デモリション」)。
当ブログは、デイヴィッド・ロックフェラーを中心とした米国乗っ取り(ステイツジャック)策謀者たちに警鐘を鳴らしています。この立場から、アルカイダを彼らの末端実行組織(CIA−ISIライン)と見ています。従ってアルカイダのプロファイルは、米国の中枢に巣くう彼らのプロファイルでもあります。こうして考えると、なぜ彼らがあらゆる手を駆使してまでも被害をコントロールしなければならないかが理解できます。
911事件直前、ライス現国務長官は知人のサンフランシスコ市長が当日朝に予定していたフライトをキャンセルさせました。ペンタゴンでは翌朝に予定された高官の航空機出張が「安全上の心配」を理由に前日すべてキャンセルされました。アシュクロフト前司法長官はFBIからアドバイスを受けてこの時期の民間機利用を回避しました。こうした事例はほんの一部に過ぎないでしょう。関係者はもちろん、彼らの身内の誰かと言えど事件に巻き込まれることはどうしても避けなければなりません。被害の時間と場所が特定されないテロ計画などあり得ないのです(とりわけ米国内で決行される作戦においては)。
核テロ―今ここにある恐怖のシナリオ
グレアム・アリソン氏は著書「核テロ」に、「ペンシルベニア州に墜落したユナイテッド航空93便は、かわりにスリー・マイル・アイランド(原発)を標的にすることもできた。国防総省に突っ込んだアメリカン航空77便は、ヴァージニア州リッチモンド近くのノース・アンナ原子力発電所を狙うことも可能だった」と記しています。
もしこうした原発、あるいは核廃棄物保管所が攻撃されていたなら、アメリカは壊滅的打撃、または決定的打撃を被っていたことでしょう。そうした施設がテロ発生後に慌てて警戒体制に入ったことが報道されており、それまでは対テロ対策(特に空からの)が特に準備されていなかった(無防備だった)ことが明白になっています。常時戒厳下に置かれているペンタゴンとは違って、そうした施設はテロリストの格好の標的だったはずです。(余程現実的なテロ計画)
私はその出発地と航跡からAA77便が実際にノース・アンナ原発に向かっていた可能性があると考えています。しかしあくまで向かっていただけのことで、途中で航空機を回収することも織り込み済みだったろうと推測します。なぜなら、彼らは常に被害を特定の乗り物なり、建物なりに限定する犯行特徴(プロファイル)を示しているからです。
これまでアルカイダの犯行とされてきた対米テロ事件を振り返ってみてください。ケニア・タンザニアの両大使館(1998年)、イエメン沖の軍艦(2000年)、そして米国の民間航空機と建物(2001年)―911事件では見事に(!)ワールドトレードセンター(WTC)ブロックのみに主要な被害は収められています。明らかに彼らは被害をコントロールしているのです(キーワードは"広義の"「コントロールド・デモリション」)。
当ブログは、デイヴィッド・ロックフェラーを中心とした米国乗っ取り(ステイツジャック)策謀者たちに警鐘を鳴らしています。この立場から、アルカイダを彼らの末端実行組織(CIA−ISIライン)と見ています。従ってアルカイダのプロファイルは、米国の中枢に巣くう彼らのプロファイルでもあります。こうして考えると、なぜ彼らがあらゆる手を駆使してまでも被害をコントロールしなければならないかが理解できます。
911事件直前、ライス現国務長官は知人のサンフランシスコ市長が当日朝に予定していたフライトをキャンセルさせました。ペンタゴンでは翌朝に予定された高官の航空機出張が「安全上の心配」を理由に前日すべてキャンセルされました。アシュクロフト前司法長官はFBIからアドバイスを受けてこの時期の民間機利用を回避しました。こうした事例はほんの一部に過ぎないでしょう。関係者はもちろん、彼らの身内の誰かと言えど事件に巻き込まれることはどうしても避けなければなりません。被害の時間と場所が特定されないテロ計画などあり得ないのです(とりわけ米国内で決行される作戦においては)。
2006年09月08日
映画「Vフォー・ヴェンデッタ」(ジェームズ・マクティーグ監督)のメッセージ
謀略の時代の終焉
政府が開発したウィルスによるテロで国民を「恐怖」させ、その上で安全を求める国民に自由の放棄を強要する全体主義政権を支持させる―映画「Vフォー・ベンデッタ」の舞台とされた近未来のイギリスは、間違いなく2001年以降のアメリカを指し示しています。これはウォシャウスキー兄弟脚本のアメリカ映画です。
映画「ヴィ・フォー・ベンデッタ」の焦点は、目の前で両親を捕縛され、矯正施設であらゆるものを奪われたイヴィーが心に深く刻まれた恐怖心から離脱する過程に置かれています。Vは政府の取り調べ官を装い、彼女が理念のために死さえ厭わない心境に達するよう促します。そうして初めて人は恐怖から逃れられるからだそうです。この小さな謀略によってイヴィーは目覚めます(痛みを伴う「目覚め」はウォシャウスキー兄弟のテーマ)。
Vは恐怖からの離脱をテレビを通して広く国民に呼び掛けます。恐怖に駆られて政府を支持する限り国民も加害者であること、政府に拒否の意思表示をすべきことを訴えます。後にイヴィーが総括するようにVとは「抑圧に抵抗する精神」のことです。映画はアメリカ国民に向けて、恐怖から目覚め、自由のために立ち上がれとのメッセージを発しているのです。
この作品(特に原作)を奥深いものにしているのは、次の歴史的視点にあります。偽のテロを利用して政権を奪取したサトラーは、1605年に起きた国王ジェームズ1世暗殺未遂事件のガイ・フォークスの末裔です。サトラーは政権転覆に成功し、ガイ・フォークスは失敗しましたが、どちらも「謀略」の信奉者です。1789年のフランス革命、1933年のヒトラーによる国会議事堂放火事件、そしてブッシュ・ジュニア―作品はガイ・フォークスの時代から現代に至るまでを「謀略の時代」と括って見せます。
そしてまさにそのガイ・フォークスを模して行動するVも、時代の申し子です。彼はイヴィーを謀略によって操作するに留まらず、大衆心理を計算して国民を動員し、権力者たちの心理を巧みに利用して政権打倒に成功します。彼は謀略の時代を芸術作品で宣言したシェイクスピアを頻繁に引用する者として性格づけられています(ハムレットは1600年発表、マクベスは1601年)。
現政権を打倒するだけでなく、そんな時代の終焉をこそVは願います。しかし謀略を謀略が倒しても時代は決して転換しません。古い世代の者と自覚している彼は、新しい世代の人間であるイヴィーに判断と行動を委ねなければなりません。新しい時代の革命は、謀略とは無縁の目覚めた国民による無血革命として描かれました。
映画のメッセージどおりにアメリカ国民は立ち上がることができるのでしょうか。それともこのブログで警告しているもう一つのフェイクテロによる強権政治の洗礼を受けた後でなければその時は訪れないのでしょうか。未来の米南北戦争への言及もあります。映画は次の政権テロを見越して、首謀者の機先を制したのかもしれません。あるいは逆に、背後の者を隠し、ブッシュを弾劾の矢面に立たせるキャンペーンの一部なのかもしれません。早くこのようなことを考えないで済む時代が来ることを願います。
Vフォー・ヴェンデッタ
政府が開発したウィルスによるテロで国民を「恐怖」させ、その上で安全を求める国民に自由の放棄を強要する全体主義政権を支持させる―映画「Vフォー・ベンデッタ」の舞台とされた近未来のイギリスは、間違いなく2001年以降のアメリカを指し示しています。これはウォシャウスキー兄弟脚本のアメリカ映画です。
映画「ヴィ・フォー・ベンデッタ」の焦点は、目の前で両親を捕縛され、矯正施設であらゆるものを奪われたイヴィーが心に深く刻まれた恐怖心から離脱する過程に置かれています。Vは政府の取り調べ官を装い、彼女が理念のために死さえ厭わない心境に達するよう促します。そうして初めて人は恐怖から逃れられるからだそうです。この小さな謀略によってイヴィーは目覚めます(痛みを伴う「目覚め」はウォシャウスキー兄弟のテーマ)。
Vは恐怖からの離脱をテレビを通して広く国民に呼び掛けます。恐怖に駆られて政府を支持する限り国民も加害者であること、政府に拒否の意思表示をすべきことを訴えます。後にイヴィーが総括するようにVとは「抑圧に抵抗する精神」のことです。映画はアメリカ国民に向けて、恐怖から目覚め、自由のために立ち上がれとのメッセージを発しているのです。
この作品(特に原作)を奥深いものにしているのは、次の歴史的視点にあります。偽のテロを利用して政権を奪取したサトラーは、1605年に起きた国王ジェームズ1世暗殺未遂事件のガイ・フォークスの末裔です。サトラーは政権転覆に成功し、ガイ・フォークスは失敗しましたが、どちらも「謀略」の信奉者です。1789年のフランス革命、1933年のヒトラーによる国会議事堂放火事件、そしてブッシュ・ジュニア―作品はガイ・フォークスの時代から現代に至るまでを「謀略の時代」と括って見せます。
そしてまさにそのガイ・フォークスを模して行動するVも、時代の申し子です。彼はイヴィーを謀略によって操作するに留まらず、大衆心理を計算して国民を動員し、権力者たちの心理を巧みに利用して政権打倒に成功します。彼は謀略の時代を芸術作品で宣言したシェイクスピアを頻繁に引用する者として性格づけられています(ハムレットは1600年発表、マクベスは1601年)。
現政権を打倒するだけでなく、そんな時代の終焉をこそVは願います。しかし謀略を謀略が倒しても時代は決して転換しません。古い世代の者と自覚している彼は、新しい世代の人間であるイヴィーに判断と行動を委ねなければなりません。新しい時代の革命は、謀略とは無縁の目覚めた国民による無血革命として描かれました。
映画のメッセージどおりにアメリカ国民は立ち上がることができるのでしょうか。それともこのブログで警告しているもう一つのフェイクテロによる強権政治の洗礼を受けた後でなければその時は訪れないのでしょうか。未来の米南北戦争への言及もあります。映画は次の政権テロを見越して、首謀者の機先を制したのかもしれません。あるいは逆に、背後の者を隠し、ブッシュを弾劾の矢面に立たせるキャンペーンの一部なのかもしれません。早くこのようなことを考えないで済む時代が来ることを願います。
2006年08月15日
映画「ユナイテッド93」(ポール・グリーングラス監督)のメッセージ1
さらば、連邦(ユナイテッド)
米国政府がイラク戦争でジェシカ・リンチに果たさせたかった役割は、911テロ事件においてはユナイテッド航空93便の乗客たちが果たしてくれました―彼らの意図とは違って(全く酷い話です)。ヒーローに祭り上げられたリンチ上等兵の言葉「私も兵士です」に当たるのが、「レッツロール」(さあ、やろうぜ)です。映画「ユナイテッド93」は「ブラックホークダウン」のような醜い愛国映画になる可能性がありました。
グリーングラス監督は、私の心配を払拭するだけでなく、その先へと吹き飛ばして驚かせました。航空管制責任者は、FAA(連邦航空局)への不信を憚ることなく口にします。軍隊に対しても同様です。空港付きの武官は肝心な時に不在で、ようやく捕まっても録な仕事をしません。映画は繰り返し連邦への不満と不信を観客に訴えます。
愛国キャンペーンに組み込まれたために本質が見えなくなってしまいましたが(「さあ、戦争やろうぜ」にすり替え)、考えてみれば93便の乗客が取った行動は、外部の誰かにも乗員にも期待できない状況の中で、自分たちのできることを考え、自分たちの責任で(リスクを負って)行動する精神、即ち「自立の精神」の発現でした。
「自立の精神」はアメリカの伝統的考え方です。建国時、主役はあくまで個人であり、必要に応じて各州に権限が委譲されることはあっても、連邦は脇役に留められました。合衆国憲法は連邦の権限を抑えるべく配慮されています。以来、連邦政府の権限を強化しようとする連邦派と、建国の理想に従いこれを制約しようとする反連邦派は常に対立してきました。しかし、南北戦争を契機に連邦派が勝利し、連邦権限を前提にどの分野にその権限が行使されるべきかについての議論へと変質したように見えます。
それでもフロンティア精神に含まれる自立の精神は、民衆の中に生きています。自立は、戦う権利に結び付けられ、武器の個人所有を擁護する運動が根強く続けられています。銃所有にも利権や利害が絡みますので、運動はすぐに歪んだ方向へと走る訳ですが、その底にある理屈は通っています。これを延長すると航空機内への持ち込みも必要となり、アメリカの空では銃撃戦が頻発し、結果として航空機墜落が急増することでしょうが。
映画「ユナイテッド93」は対象となった事件の本質を正確に捉えました。そしてさらに進んで、連邦へ反旗を掲げます。グリーングラス監督は連邦が全く機能しなかった911テロ事件を前にして、「連邦は当てにならない。そんな連邦など不要だ」と怒り、「ならば自分たちでやるさ。さあ、自分たちの手でできることをやろう」とアジっているのです。しかも「ぐずぐずしてはいけない」と追い打ちを掛けます。原作(参考作?)と異なり、主犯のジアル・サミール・ジャラは、決断がなかなかできません。それが作戦失敗の原因でもあるかのように映画は描きます。管制責任者が武官に対し、「今、何ができるかだ」と毒づくシーンも挿入します。
ブッシュによって占拠されたアメリカのコックピットを今すぐ奪い返そうとの過激なメッセージを発しているとまでは言えないにしても、連邦主義、愛国主義一辺倒だったアメリカが変わってきたのは確かなようです。
ユナイテッド93 テロリストと闘った乗客たちの記録
米国政府がイラク戦争でジェシカ・リンチに果たさせたかった役割は、911テロ事件においてはユナイテッド航空93便の乗客たちが果たしてくれました―彼らの意図とは違って(全く酷い話です)。ヒーローに祭り上げられたリンチ上等兵の言葉「私も兵士です」に当たるのが、「レッツロール」(さあ、やろうぜ)です。映画「ユナイテッド93」は「ブラックホークダウン」のような醜い愛国映画になる可能性がありました。
グリーングラス監督は、私の心配を払拭するだけでなく、その先へと吹き飛ばして驚かせました。航空管制責任者は、FAA(連邦航空局)への不信を憚ることなく口にします。軍隊に対しても同様です。空港付きの武官は肝心な時に不在で、ようやく捕まっても録な仕事をしません。映画は繰り返し連邦への不満と不信を観客に訴えます。
愛国キャンペーンに組み込まれたために本質が見えなくなってしまいましたが(「さあ、戦争やろうぜ」にすり替え)、考えてみれば93便の乗客が取った行動は、外部の誰かにも乗員にも期待できない状況の中で、自分たちのできることを考え、自分たちの責任で(リスクを負って)行動する精神、即ち「自立の精神」の発現でした。
「自立の精神」はアメリカの伝統的考え方です。建国時、主役はあくまで個人であり、必要に応じて各州に権限が委譲されることはあっても、連邦は脇役に留められました。合衆国憲法は連邦の権限を抑えるべく配慮されています。以来、連邦政府の権限を強化しようとする連邦派と、建国の理想に従いこれを制約しようとする反連邦派は常に対立してきました。しかし、南北戦争を契機に連邦派が勝利し、連邦権限を前提にどの分野にその権限が行使されるべきかについての議論へと変質したように見えます。
それでもフロンティア精神に含まれる自立の精神は、民衆の中に生きています。自立は、戦う権利に結び付けられ、武器の個人所有を擁護する運動が根強く続けられています。銃所有にも利権や利害が絡みますので、運動はすぐに歪んだ方向へと走る訳ですが、その底にある理屈は通っています。これを延長すると航空機内への持ち込みも必要となり、アメリカの空では銃撃戦が頻発し、結果として航空機墜落が急増することでしょうが。
映画「ユナイテッド93」は対象となった事件の本質を正確に捉えました。そしてさらに進んで、連邦へ反旗を掲げます。グリーングラス監督は連邦が全く機能しなかった911テロ事件を前にして、「連邦は当てにならない。そんな連邦など不要だ」と怒り、「ならば自分たちでやるさ。さあ、自分たちの手でできることをやろう」とアジっているのです。しかも「ぐずぐずしてはいけない」と追い打ちを掛けます。原作(参考作?)と異なり、主犯のジアル・サミール・ジャラは、決断がなかなかできません。それが作戦失敗の原因でもあるかのように映画は描きます。管制責任者が武官に対し、「今、何ができるかだ」と毒づくシーンも挿入します。
ブッシュによって占拠されたアメリカのコックピットを今すぐ奪い返そうとの過激なメッセージを発しているとまでは言えないにしても、連邦主義、愛国主義一辺倒だったアメリカが変わってきたのは確かなようです。
2006年07月17日
ウジ・ダヤンと核テロ防止世界構想
サンクトペテルブルクサミットのニュースから
映画「レジェンドオブゾロ」から浮かび上がった人物、アーマンド・ハマーに焦点を当てて情報を探ってきました。この人物について私はそれまで全く知りませんでした。映画のメッセージを読み解く中で、初めて名前と出会います。そして少し進んでみると、既に俎上に乗せていた人物たちとの繋がりが見えてくるのですから不思議です。それは私が映画制作者のメッセージを正しく受け取っている証拠ではないでしょうか。
映画「ターミナル」から浮かび上がったイスラエルのウジ・ダヤンについても同様です。ハマーと違って、この人物に関する情報はそれほど多くはありません。先のエドガー・ブロンフマン(初代)が世界ユダヤ人会議の議長であるのに対し、ウジ・ダヤンは本家イスラエルのシオニスト会議議長を数年務めました。その見かけに拘わらず、国家安全保障会議議長、シャロン首相の国家安全アドバイザーなどを歴任した重量級の人物です(英雄ダヤン将軍の甥であることがかなり影響しているにしても)。
<参考>映画「ターミナル」のメッセージ6
ウジ・ダヤンは、先のイスラエル国会選挙(今年3月)に、新党「タフニト(曲がり角)」を立てて、自らも立候補しました。結果、議席獲得はなりませんでした。彼の第一の公約は、ガザ・ヨルダン川西岸からの一方的撤退。同じ戦略を採用して第一党となったオルメルトの「カディマ(前進)」との違いを打ち出せなかったのが敗因でしょうか。本当はウジ・ダヤンはカディマに参加したかったようなのですが、シャロンに断られた経緯があります(この確執には何か相当な事情がありそうです)。
その後、一方的撤退の本家を任じるウジ・ダヤンも、「オルメルトは分離壁建設スケジュールを明確にすべきだ」とか、イスラエル兵捕虜事件の対応で「ガザ地区から撤退したこと自体は間違っていない」といった発言を外野から投げ掛けるばかりです。ここでは余り重要な役割を果たしているようには見えません。
ウジ・ダヤンはイスラエルの安全保障戦略を次の2重構造で画策しています。まず自国にあっては「ユダヤ・パレスティナ分離政策」で自爆攻撃を食い止めておきます。その一方で世界に対してイスラムを共通の敵とする政策を採用するよう働き掛け、外敵の動きを政治的に封じて外からの攻撃(ミサイル、侵軍)も抑止する戦略です。(今回の事件ではイスラエル側からこの抑止力を崩壊させてしまいました)
誰が首謀者であるにせよ、911事件は「イスラムは世界(非イスラム圏)共通の敵」の構図を確立する上で一定の貢献を果たしていたかもしれません。ブッシュの暴挙がこれを食い止めたのです。ウジ・ダヤンは、手を休めることなく、渡米してネオコンの主要メンバーに「やがてイスラム過激派は大量破壊兵器(核)を使用する」と脅したて、これを防止するための「テロ対策世界センター(a world anti-terror center)」を提案しています。(核拡散をあれほど推進したイスラエルがいまさら防止を訴えるとは笑止千万)
現在、サンクトペテルブルクでサミットが開催されています。開催前の米露首脳会談の様子を伝えるニュースを見て驚きました。ブッシュとプーチンが「核テロ防止世界構想」を提唱しているのです。「テロ組織による核爆弾取得の阻止などを目的とする多国間協力体制」とはまさにウジ・ダヤンが提案したコンセプトに他なりません。米国とサミット開催国が合意に達したとなると期間中に何らかの方法で具体化される可能性が高いと思われます。同構想を注意深く追跡する必要があります。
読売オンラインニュース
映画「レジェンドオブゾロ」から浮かび上がった人物、アーマンド・ハマーに焦点を当てて情報を探ってきました。この人物について私はそれまで全く知りませんでした。映画のメッセージを読み解く中で、初めて名前と出会います。そして少し進んでみると、既に俎上に乗せていた人物たちとの繋がりが見えてくるのですから不思議です。それは私が映画制作者のメッセージを正しく受け取っている証拠ではないでしょうか。
映画「ターミナル」から浮かび上がったイスラエルのウジ・ダヤンについても同様です。ハマーと違って、この人物に関する情報はそれほど多くはありません。先のエドガー・ブロンフマン(初代)が世界ユダヤ人会議の議長であるのに対し、ウジ・ダヤンは本家イスラエルのシオニスト会議議長を数年務めました。その見かけに拘わらず、国家安全保障会議議長、シャロン首相の国家安全アドバイザーなどを歴任した重量級の人物です(英雄ダヤン将軍の甥であることがかなり影響しているにしても)。
<参考>映画「ターミナル」のメッセージ6
ウジ・ダヤンは、先のイスラエル国会選挙(今年3月)に、新党「タフニト(曲がり角)」を立てて、自らも立候補しました。結果、議席獲得はなりませんでした。彼の第一の公約は、ガザ・ヨルダン川西岸からの一方的撤退。同じ戦略を採用して第一党となったオルメルトの「カディマ(前進)」との違いを打ち出せなかったのが敗因でしょうか。本当はウジ・ダヤンはカディマに参加したかったようなのですが、シャロンに断られた経緯があります(この確執には何か相当な事情がありそうです)。
その後、一方的撤退の本家を任じるウジ・ダヤンも、「オルメルトは分離壁建設スケジュールを明確にすべきだ」とか、イスラエル兵捕虜事件の対応で「ガザ地区から撤退したこと自体は間違っていない」といった発言を外野から投げ掛けるばかりです。ここでは余り重要な役割を果たしているようには見えません。
ウジ・ダヤンはイスラエルの安全保障戦略を次の2重構造で画策しています。まず自国にあっては「ユダヤ・パレスティナ分離政策」で自爆攻撃を食い止めておきます。その一方で世界に対してイスラムを共通の敵とする政策を採用するよう働き掛け、外敵の動きを政治的に封じて外からの攻撃(ミサイル、侵軍)も抑止する戦略です。(今回の事件ではイスラエル側からこの抑止力を崩壊させてしまいました)
誰が首謀者であるにせよ、911事件は「イスラムは世界(非イスラム圏)共通の敵」の構図を確立する上で一定の貢献を果たしていたかもしれません。ブッシュの暴挙がこれを食い止めたのです。ウジ・ダヤンは、手を休めることなく、渡米してネオコンの主要メンバーに「やがてイスラム過激派は大量破壊兵器(核)を使用する」と脅したて、これを防止するための「テロ対策世界センター(a world anti-terror center)」を提案しています。(核拡散をあれほど推進したイスラエルがいまさら防止を訴えるとは笑止千万)
現在、サンクトペテルブルクでサミットが開催されています。開催前の米露首脳会談の様子を伝えるニュースを見て驚きました。ブッシュとプーチンが「核テロ防止世界構想」を提唱しているのです。「テロ組織による核爆弾取得の阻止などを目的とする多国間協力体制」とはまさにウジ・ダヤンが提案したコンセプトに他なりません。米国とサミット開催国が合意に達したとなると期間中に何らかの方法で具体化される可能性が高いと思われます。同構想を注意深く追跡する必要があります。
読売オンラインニュース

