新しい南北戦争(The American New Civil War)

2007年06月10日

映画「ザ・シューター」(アントワーン・フークア監督)のメッセージ

アセンズの戦い

何のことはない、アメリカは西部開拓時代そのままだ。金と権力を得るためならいかなる手段も厭わない、他人の命など一顧だにしない輩が昔も今も変わらず地上を蠢いている。上院議員やCIA幹部などの国家中枢が彼らの手先として動いていて、近年では、ケネディを暗殺し、石油利権のためにイラク戦争を引き起こした。そんなことは誰だって知っている―先頃公開された映画「ザ・シューター」は観客にそう語り掛けます。軍隊と国家を信じ両者に忠誠を尽しながら、要人暗殺者に仕立てられる主人公スワガーは、些か極端な設定ですが、いつも悪事の犠牲となる市民の象徴として描かれています。

では、善良な市民は有事にどう対処すれば良いのでしょうか?作品の答えは単純です。西部開拓時代のように各人が銃で我が身を守るしかない。相手が上院議員やCIA幹部のような一部腐敗層であっても、政府そのものであっても同じこと。各々が立ち上がって悪人たちを打倒する以外に安全を確保する道はない。何、大丈夫。真の正義を知る捜査機関や一味でない国家中枢はそんな市民の罪を問うたりはせず、むしろ支援するのだから(この意味は映画を観れば分かります)。
(参考)映画「ユナイテッド93」のメッセージ1 (「政府は当てにならない。自力で戦うしかない」とのメッセージ)

作品は、アメリカの観客に第二次世界大戦直後テネシー州アセンズで起きた事件を思い起こさせようとします。公正な選挙を求めた一部市民が、地方政府の対応に反発して武装蜂起した事件です。政府が機能不全に陥ったとき、または腐敗したときに、武器を取ってこれを打倒する権利が米国市民にはあると主張される際に援用されるようです。主人公スワガーたちはこの地に住む銃づくりのエキスパートにわざわざ会いに出かけます。彼らの行動の原点がここにあることを示すためです。
<参照>wikipedia"Shooter"

映画「ザ・シューター」は悪徳企業家たちに支配されたと囁かれる中央政府を打倒する革命に人々を立ち上がらせようとしています。厳密さからはほど遠い作中の事件の描き方から見るに、ケネディ暗殺事件やイラク戦争の真相を真剣に追及する気はありません。ただそうした陰謀論の空気を利用して、作品は革命を教唆します。立憲と独立の地"フィラデルフィア"を舞台に据え、殊更のように「自由の鐘Liberty Bell」(作品では教会の鐘ですが)を打ち鳴らすプロット―アメリカの独立に重ねて、この蜂起を正当化しようとの意図が明瞭に現れています。
(参考)映画「レディ・インザウォーター」のメッセージ2 (同じくフィラデルフィアを舞台とする作品)

「第二の米国独立」をメッセージしていることに気が付けば、この作品もロックフェラーフィルムの一つと結論できます。同じグループの映画「レディインザウォーター」は、石油メジャーをこっそりと称揚していました。映画「ザ・シューター」はこれと正反対に見えるのですが、前者が自分たちの「実像」を「スクリーンの裏(潜在意識)」に投影し、後者が世間の噂、つまり彼らの「影」を「スクリーンの表(顕在意識)」に投影しているだけのことで、そこに矛盾はありません。デイヴィッド・ロックフェラーは、WASPという自分の影を餌に、WASP打倒の念願を果たそうとしています。
(参考)映画「Vフォー・ベンデッタ」のメッセージ2 (同じく「第二の独立」がテーマの作品で、ブッシュ・ジュニアを打倒すべきターゲットとして描いている。この人物もWASP餌)
(参考)映画「レディ・インザウォーター」のメッセージ記事集

私は以前、ある記事のコメント欄に「ケネディ暗殺はWASPの一部勢力による凶行」「デイヴィッド・ロックフェラーは2008年に予定される革命に合わせてこの事件の真相をリークするのではないか」と記しました。映画「ザ・シューター」はそんなデイヴィッドの思惑を予告してもいるようです。同時に本命の911事件とブッシュ・ジュニアの関係が暴かれることになるでしょう(もちろん真の首謀者、真の意図は徹底的に隠ぺい)。人々はリーク情報に煽られる形でブッシュ政権を打倒し、米国の支配体制であるWASP=キリスト教基盤を破壊するでしょう。かくして世界は仕組まれた革命劇に躍るのです。

=補足説明=
デイヴィッド・ロックフェラーは世界管理システムを確立する狙いをもって、アメリカにおいて下記3段階の改革を推進しており、この一連のプロジェクトを側面支援する方策としてハリウッド映画を利用しています。当ブログはこの作品群をロックフェラーフィルムと呼称しています。
1.第二のパールハーバー(the new Pearlharbor 2001)
2.第二の南北戦争(the new Civil-war 2007)
3.第二の独立(the new Revolution 2008)
(参考)例えば「グランドゼロのメッセージ1
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2007年03月24日

映画「デジャヴ」(トニー・スコット監督)のメッセージ

事件後に世界が抱くであろう既視感

映画「デジャヴ」で既視感(初めてなのに以前に視た気がする感じ)を覚えるのは、ラストシーンの主人公ダグより、むしろ私たち観客に違いありません。「オーロラのかなたに」「ターミネーター」「タイムトンネル」と、この作品には過去のSF映画・ドラマを連想させる多くのシーンが挿入されています。しかし、そうしたオマージュ(あるいは遊び)のレベルを超えて、私たちが本作に覚える既視感の根源は映画「マイノリティ・リポート」にあります。

スティーブン・スピルバーグ監督の映画「マイノリティリポート」は、予知能力者の力を借りて犯罪が起こる前に犯人を検挙する捜査官の物語でした。作品のテーマは「運命を変えられるか」―主人公ジョンは強い意志をもってすればそれが可能であることを示しました。

映画「デジャヴ」は上の「予知能力者」を「特殊な監視装置(実は...)」と置き換えると、同じテーマ、同じ帰結、多元時間の解釈まで一致するクローン作品です。どちらも「時空を超えたビジョン」と考えれば人間と機械の違いさえ消失してしまって、いよいよ現在を軸として過去と未来を反転させただけの同一作品となります。鏡像作品―これは意図してそのように制作されなかったとすれば、その方が不思議なくらいです。

これまでの記事に書いたとおり、映画「マイノリティリポート」はデイヴィッド・ロックフェラーが2001年から2008年に掛けて遂行する体制変革プロジェクトの手法を明かしています。ヨハネ黙示録のストーリーどおりに事態を進行させ、土壇場で結末をひっくり返すというのです(ヨハネ黙示録を字義どおりに信じるキリスト教右派・福音派を政治利用)。このような作品を原像として制作された映画が、同様に特異なメッセージを発しないはずがありません。
(参考)映画「マイノリティリポート」のメッセージ
映画「レディ・インザウォーター」のメッセージ4

私は、今年、アメリカで第二のフェイクテロ事件が引き起こされるだろうと予想しています。この事件は911事件同様にデイヴィッド・ロックフェラーグループの犯行であるにも関わらず、自由主義者の犯行と断定されてブッシュ・ジュニアの圧政を(短期的に)強化するトリガーとして利用される手筈です。私がフィルム・プロパガンダ作品と疑っている「アルマゲドン」「パールハーバー」の製作者ジェリー・ブラッカイマーの最新作である本作は、宗教絡みの動機を示唆しているものの自由を求める国内テロリスト(「オリーブの木」ならぬ「自由の木」)を犯人として描き、近々起こる出来事を予告しているのです。

以前の記事で、私たちは911事件を予告する映画作品群の存在を確認しました。もし次に別の重大事件が計画されているとするなら、既に映画に描かれていると考えて良いでしょう。映画「デジャヴ」はそのような作品の一つと考えられます。(ただし、事件の態様は本作に描かれた爆弾テロではなく、細菌テロであろうと推測しています)
(参考)映画「ソード・フィッシュ」のメッセージ2

真犯人の薄ら笑いが私の脳裏に浮かびます。この作品のタイトルであり、プロモーションで過度に強調される「既視感」は、近々予定されているテロ事件が起きたときに、世界の人々が抱く既視感ではないでしょうか?そんな仕掛けを彼らが楽しんでいるのではないかと思えて仕方ありません。
(参考)911プロファイルのメッセージ4

デジャヴ (出演 デンゼル・ワシントン)

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2007年01月01日

メッセージジャーナルから

トライポッドと生物兵器

米国で新しい南北戦争が起きる―激動の2007年が幕を開けました。多くの方の勇気ある告発により、911事件がブッシュ政権による内部犯行であることが今や明らかにされています(WTC7崩壊が決定的です)。そろそろ私たちも911事件から浮かび上がる犯行態様や思惑を未来に投射することで、権力犯罪者たちの悪意に対抗すべき時ではないでしょうか。

真相究明の現状を丁寧に解説してくれている木村愛二編著「9.11/イラク戦争コード」が、911事件当日に実施されていた演習に触れています。その一つ「トライポッド2」は、正確には12日から実施が予定されていたニューヨーク市と司法省合同の「対生物兵器テロ演習」です。この演習に参加予定だったFEMAの職員が余りにもタイミング良く10日夜から準備に入っていたことで真相究明者の耳目を集めるところとなったものです。
<参考>アレックス・ジョーンズのインタビュー

スピルバーグ映画の隠されたメッセージに拘っている私には、この演習と映画「宇宙戦争」との照応が気に掛かります。人間、ユダヤ人を容赦なく殺戮する装置の名前は「トライポッド」。その装置を破壊するのは「生物兵器」。もちろんトライポッド(tripod)なる呼称も生物兵器としての微生物も原作に登場します。スピルバーグはウェルズに忠実に映画化を行ったに過ぎないと解釈するのが普通でしょう。
<参照>英語版「宇宙戦争」(プロジェクト・グーテンベルク)

ここに少し情報を加え、俯瞰してみます。911事件直後に炭ソ(疽)菌事件が引き起こされました。捜査の結果、使用された菌がアメリカ国内の研究機関で開発されたものだったことが早い時期に判明します。その驚くべき事実が明らかにされるや一転して捜査は尻すぼみの様相を呈します。そして事件に蓋がされたまま5年が消尽され、現在に至ります。私たちには不可解極まりないこの経緯も、ブッシュ政権並びにその背後のデイヴィッド・ロックフェラーたちにとっては不安だけを煽り、911事件の深層から人々の目を背けさせるための既定の計画だったのでしょう。

ところで、彼らの犯行特徴(プロファイル)の一つに「既視感」があります。彼らの事件は突然起こりはしません。必ずなにがしかの予告や先取りが伴います。WTCを対象としたテロも二度目でした。では、中途半端だった先の炭ソ菌事件が今後に予定されている本格テロの先駆けだったとすれば?本格テロの首謀者と名指しされる者が実は炭ソ菌事件の真犯人だったとの説明が人々に与えられて一件落着させられはしないでしょうか?
(参照)911プロファイルのメッセージ4

私にはこれが迫りくる新しい南北戦争の犯行態様ではないかと思えてきます。南北戦争の端緒となる事件の犯人は自由主義過激派のアメリカ人(アルカイダ同様のでっちあげ)ですから、炭ソ菌が国内製であったことは話の辻褄が合います。911当日の演習と炭ソ菌事件、それに新しい南北戦争での生物兵器テロ―一連の情報が真っ直ぐに結ばれます。その時間線上に、計画を知るスピルバーグが制作した映画が故意に置かれた可能性があります。

トライポッドとは3脚のことです。この3本の脚は、WASPの「白人」「アングロサクソン」「プロテスタント」を象徴しているのかもしれません。歴史におけるユダヤ人迫害者像としては不十分ながら、ロックフェラーたちが推進している計画の敵像には一致します。
*さらには、高い3本の脚は引き倒された三つの高層ビルを象徴しているのかもしれません。ここにはWTC建設推進者ロックフェラー兄弟の複雑な事情が絡んできます。彼らはWASPになりすましたマイノリティです。デイビッドのコンプレックスは映画「AI」「キャッチミー・イフユーキャン」「マイノリティ・リポート」に表現されています。
(参照)メッセージジャーナル記事一覧

アメリカの旧支配基盤を完全に破壊することが彼らの目的です。そのために、911事件と新しい南北戦争を起こし、外見からはWASPの代表に見えるブッシュ政権を強化し、暴走させた上で、ついにはクーデターでその支持層諸共に排除しようと計画しています。その第二段階で彼らが使うかもしれない武器が生物兵器です。ただし、別のプロファイルから推測できるように、感染性の高い菌ではなく狭い範囲で最大限の効果を発揮するタイプを彼らは選択するでしょう。かつての炭ソ菌のような。

2007年は、2001年同様に彼らにとって重要な年となります。それは私たちにとっては、あってはならない蛮行が繰り返される年を意味します。その年頭に当たって、彼らの創作したストーリー、歴史、ユートピアを断固拒否する決意を改めて表明しておきたいと思います。

世界はわたしたち一人一人が自由な決断(選択)を行うための大切な舞台です。一握りの人間たちがこれを占有することは、決して許されるものではありません。いくら富の寡占に成功したからといって、世界まで入手できる訳ではないことを彼らは理解できないのです。

9・11/イラク戦争コード―アメリカ政府の情報操作と謀略を解読する

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2006年12月17日

ニュースのメッセージ12

米国イラク政策見直しに伴う緊張緩和の"罠"

中間選挙で示された「反戦」民意、超党派の「イラク研究グループ」による政策見直し提言、国防大臣の交代(18日予定)と続き、イラクからの米軍撤退が今にも始動しそうな雰囲気です。歓迎すべきニュースにも拘わらず、私の脳裏でアラームが鳴り始めています。非常事態緩和の知らせには用心せよと。911事件実行者たちの犯行特徴(プロファイル)との関連を危惧するからです。

200+9/11Smoking Gunsサイトが提供する「911テロを理解するための200以上の状況証拠」を順に見てゆくと、No.40、41で目が止まります。「ヒロさん日記」の日本語訳によれば次のような内容です。
WTC1では脅迫電話が原因で2週間の厳戒体制が敷かれていたが、この日(9/6)これが解除され、爆弾探査犬も姿を消した。(Newsday 2001/9/12)
WTC2・47階で働く金融アナリストBen Fountainの言葉:「このビルがターゲットだと知っていたんだ。この数週間で何度も避難訓練があったが、これは尋常ではない。何かがあると薄々気づいていたのだと思う」(People 2001/9/12)

<参照>ヒロさん日記「911テロを理解するための、200以上の状況証拠(作業中)」
ちなみに「Loose Change 2nd Edition, 日本語吹き替え版」も有り難い

ワールドトレードセンター(WTC)が2週間(または数週間)に亘り高度警戒体制下にあったとの事実の指摘が重要です。No.41は当時WTCで働いていた人々の緊張感や不安感が表明されたものと取れます(陰謀への言及は措くとして)。このような緊張状態が事件の6日前に解除されます。それまでの不安が大きかっただけに、その時に人々が抱いたであろう安堵感の大きさもまた想像されます。爆弾の配置などの準備がWTC内で直前に行われたとすれば、人々が警戒心を解いた状況ほど好都合なものはなかったでしょう。

キッシンジャーは米ソ緊張緩和を利用して国家解体を目指した世界再編に着手しました。米国乗っ取り策謀者たちの振る舞いを考察していると、彼らが大状況においても小状況においても、緊張と緩和を意図的に操作していることに気付かされます。同じ手口が今般のイラク戦争収拾にも繰り返される可能性があります。
(参考)1968年のメッセージ2

考えてもみてください。もしアルカイダがマスコミで言われているとおりのイスラム原理主義過激派であるとすれば、彼らはイラクの泥沼にアメリカを引き留めて徹底的に弱体化させたいはずです。ウサマ・ビンラディンの目的は、ベトナム戦争時の北ベトナム政府のように米軍を追い出すことではありません。ブッシュ再選を願ったのも、彼の視線がイラク一国に限定されてはいないことの表れです。そうであれば、アメリカをイラクから撤退できないようにもう一度米国内においてテロを実行するはずです。規模は問いません。米国民に恐怖を感じさせるだけで十分ですから、911テロより余程簡単な任務のはずです。
(参考)ビン・ラディン911犯行声明のメッセージ
ビンラディン2006年1月声明のメッセージ

ところが、アルカイダは額面通りの組織ではありませんから、有り難いことに米国内で彼らのテロが決行されることはありません(意思も実行力もない)。あり得るのは国内自由主義者による偽テロです。本来はアルカイダと何の関係もないイラク戦争の終息を感じてアルカイダ症候群から脱する米国民が、新たな脅威に直面させられ、再び混乱させられるのです。不意を衝かれるからこそ、人々は反動からヒステリックに安全を求め、政府の弾圧を支持するあのお馴染みの道を歩まされます。

今度の弾圧はイスラム教徒や巻き添えを食ったシーク教徒に留まりません。敵は隣人です。アメリカは狂気の内部分裂へと導かれます。イラク戦争の米軍撤退の可能性を感じさせる今、米国乗っ取り策謀者たちによる「新しい南北戦争」への警戒を強めなければなりません。
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2006年11月12日

911プロファイルのメッセージ4

既視感と戦術的サブターゲット

「共和党大敗」紙面に大見出しが躍っています。今回の米中間選挙では投票日直前のサプライズはなく(フセイン死刑判決はいかにもの仕掛けではあっても本気で効果を期待したものとは思えない)、投票装置の悪用もありませんでした(通常起こり得るトラブルの範囲内)。ブッシュジュニアを背後から操る者たちにとってはすべてが既定路線。ここは事態を放置すれば済んだようです。

ではブッシュがレームダックとなって、米国乗っ取り策謀者の動きが止むかと言えば、そうではありません。計画は道半ばであり、ブッシュの利用価値も残されています。来年(2007年)、連邦議事堂と連邦最高裁が破壊されると当ブログは予測しています。リベラル過激派による国内暴動の一環です。やがてマスコミが「米南北戦争」(誰がこのキーワードを最初に口にするかに注意)と書き立てるであろう第二のでっちあげ事件の鎮圧を口実として、ブッシュは息を吹き返すと予想します。

国会炎上と独裁者と言えばヒトラーが思い起こされます。ご承知のとおりヒトラーとブッシュを並置させたポスターも登場しています。そんな状況で連邦議事堂を破壊するはずがないと多くの方々は思われるでしょう。もし本当に一連の事件がブッシュの仕業であるとするなら(本当は黒幕はブッシュではありませんが)、疑いの火に油を注ぐような真似をするはずがないと。

しかし私たちは彼らの犯行特徴(プロファイル)を知っています。策謀者たちは必ず事前に事件のイメージ・ヴィジョンを一般の人々に意図して広めています。あるいは既に存在しているイメージ・ヴィジョンをなぞる形で計画を遂行します。なぜ映画が使われるか、なぜ「アメリカの防衛再建」で事件が予告されるのか、タワーへの攻撃は初見のイメージだったか(建設時の憂慮、93年の爆破テロ、FEMAの反テロポスター、直前放映のテレビドラマ)、黙示録のイメージが現実の政治にどのような影響を及ぼしたか(2000年のイスラエル動向、キリスト教原理主義者の反応)について考えてください。彼らの犯行現場には「既視感(デジャヴ)」があふれています。

そうして国会炎上があり得るものとして考えると、社会不安を煽りたいときに、ヒトラー台頭を連想させる国会炎上ほど恰好なものはありません。それに、いずれブッシュは正体を暴かれます(翌2008年にブッシュは打倒されると予想)。その伏線としても国会炎上は好都合です。

彼らにはもう一つ、犯行特徴があります。攻撃対象がメインターゲットとサブターゲットの組み合わせで設定されていることです。911事件においては、2機の航空機が脆弱性の最も高い個所に攻撃を仕掛け、最大の破壊効果が図られたWTCが戦略遂行のためのメインターゲット。1機の航空機(ここでは取り敢えずそうしておきましょう)が最も攻撃耐性が高い個所に(無理して)攻撃を仕掛け、最小の破壊効果が図られたペンタゴンが戦術遂行のためのサブターゲットです。国防総省がその後の展開において中心的役割を果たすのに、この攻撃が追い風になった事実を私たちは銘記しておきましょう。

もう少し大きな構図で見たときには、911航空機事件と炭そ菌事件という別の一対のメインとサブを見出すことができます。この場合のサブターゲットは民主党議員たちでしたが、彼らが犯行に関わっていたとすれば、事件を利用して積極的なリアクションを社会や議会から引き出していたことでしょう。現実には彼らは単に脅迫されただけで、事件は奇妙な仕方で早々に幕引きされます。

この第二の犯行特徴を来年の事件に当て嵌めるなら、メインターゲットが連邦議事堂、サブターゲットが連邦最高裁となります。連邦議会については最大破壊が企図されます。彼らの戦略目的は議会の混乱もしくは機能停止です。一方、最高裁は攻撃対象とされたということで注目を浴びるでしょうが、被害は最小限に留められます。こちらの戦術目的は独裁制の補強にあります。大統領独裁に司法権の抑制は必須要件ではありません。ヒューイ・ロングが実証したように、司法人事さえ押えれば、むしろ司法は独裁を支えます(リンカーンの教訓でもある)。
(参考)ニュースのメッセージ7

もし、ケネディが首を撃たれたときにそのまま夫人の傍らへ倒れこんでいたら...暗殺未遂事件で未曾有の求心力を得て、ケネディはアメリカの暴力装置とその背後の勢力を一掃できていたかもしれません。もし、1930年代の軍事クーデター未遂事件でバトラー将軍が暴いた真相が社会に公開されていたなら...財閥の重鎮たちが然るべく裁かれていたかもしれません。歴史に「もしも」は禁物です。しかし未来に対しては許されます。現在進行しており、今後も計画されている一連の事件は、大きな悲劇を世界にもたらすと同時に、腐敗のひとかたまりを一掃できる機会でもあるのです。
(参考)グランドゼロのメッセージ5

私たちに武力は必要ありません。誰かが扇動するような革命はご免です。私たちには真実があります。真実に辿り着くのは難しいでしょう。それでもネット時代にあって一人一人が足掻きつつ熱心に求めるときに、真実は向こうから私たちを訪れてくれると私は信じます。
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2006年10月14日

911プロファイルのメッセージ2

プロファイルから「新しい南北戦争」を読む

911事件では充分に実行可能だった核施設への攻撃は見送られました。では、アメリカにおける次の偽装テロ「新しい南北戦争」(2007年)においてはどうでしょうか?90年代から核テロの可能性が声高に喧伝され、いつ大都市でスーツケース爆弾や放射能爆弾(ダーティーボム)が爆発しても不思議ではない状況に思えます。

実は私はここしばらく、新しい南北戦争において核兵器が使用される可能性について憂慮していました。しかし前の記事で明らかにした彼らのプロファイル(被害範囲をコントロールできない手段は採用しない)から判断する限り、その可能性は小さいとの結論にひとまず至りました。

それはそれで一安心なのですが、米国乗っ取りを目論む者たちにあっては、政治目的を達成するためにどうしても社会に衝撃を与える必要があります。では、核兵器を禁じられた彼らはいかに衝撃力を確保するのでしょうか?私はこの問いに対して次の二つの方向からアプローチしています。

一つ目は標的による衝撃です。最初の偽装テロ(新しいパールハーバー=911テロ)で標的とされたのは、ペンタゴンとWTCでした。この設定は、事件後の彼らのテーマが「戦争とそれによって賦活化される経済(戦争経済)」であったことを考えると腑に落ちます。標的はこのテーマに沿っていることが分かります。同様に、彼らの次のテーマは「独裁権力の確立」です。そうであれば次の標的は「連邦議事堂」と「連邦最高裁」に絞られます。911テロで辛うじて惨禍を免れた(とされる)アメリカ権力中枢のシンボルが攻撃されるのですから衝撃の大きさはいかばかりでしょう。
washington_map















二つ目は、犯人による衝撃です。アメリカ国民はイスラム過激派の脅威に晒され続けた結果、テロと言えば、今やアルカイダかその周辺にいるイスラム原理主義者の犯行と思いこんでいます。連邦議事堂が攻撃されて怯える国民をさらに混乱させるように、真犯人として名指しされるのは、国内の自由主義者です。テロリストは海外からわざわざ渡って来るのではなく、始めから自分たちの周辺にいる―この衝撃度は測りしれません。

ブッシュ政権は、ティモシー・マクベイのような狂信的人物ではなく、普通の市民然とした人物を犯人像として提示するだろうと私は予測しています。このキャンペーンに成功すれば、マッカーシズムを逆手に取って都合の悪い人物たちを迫害したときのようにブッシュは反対派を一掃できます。既に高まりを見せている911事件関与についてのブッシュへの疑いも同様に払拭できるでしょう。

こうして標的と犯人の両方向で衝撃力を持たせた新たな国内テロは、独裁権力掌握の絶好機をブッシュに提供します。以前の記事で指摘したとおり、ポイントとなる司法権の人事は既に押さえてあります。残りはこの仕事を完成させるばかりです。ブッシュは国家分裂の危機を強権を以て救う第二のリンカーンと称揚されるでしょう。しかしほどなくしてこの高みから墜落させられるのです。
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2006年07月27日

イスラエル情勢を巡るニュースのメッセージ

オルメルトとイスラエル保守派

イスラエル情勢が不穏です。田中宇氏は、一連の事件の背後にオルメルト戦略を嫌う保守派による策動があると見ています。その観測が正しければ、オルメルト戦略はウジ・ダヤンの持論でもありますから、その背後にいるロックフェラーへ反旗を翻した勢力がイスラエルにいるということになります。(昨日もイスラエルの目的は南部レバノンにレバノン軍か国連軍が展開することだとウジ・ダヤンが発言した途端にそれを台無しにする国連軍攻撃)
<参照>田中宇国際ニュース解説「イスラエルの逆上

しかし、田中氏は米政権内で対立関係にあると見られていたネオコンと中道派が実は同じ目的を持って活動していることを看破しました。その伝で行くと、ここもイスラエル政権内の二大勢力によるし烈な対立などではなく、最終目的を達成するための偽りの対立と見ることができます。(と言っても、シャロンやその後継者オルメルトの言動を観察していると、彼らはロックフェラーの生み出す状況に右往左往するだけの存在と思えます)

なぜそんなことを考えたかと言いますと、映画「アイランド」がロックフェラーの近未来構想のキーワードとして「リンカーン」と「ヨルダン」をメッセージしていたからです。間もなくアメリカと中近東で一大事件が起こります。アメリカでは新しい南北戦争、中近東ではダヤン将軍の40年越しの悲願を成就する出来事です。それぞれの事件の鍵を握るのが先のキーワードと考えられます。
(参考)映画「アイランド」(マイケル・ベイ)のメッセージ2  同3

メッセージ発信者のストーリーから推測すると、ガザ・ヨルダン川西岸からの一方的撤退を阻止しようとしてイスラエル保守派が仕掛けた戦争行為が、今後さらに拡大する恐れがあります。そんなときに、ヨルダンが調停者として登場し、事態の収拾を図ります。しかしすべては予め定められた路線であり、その落とし所は「小イスラエル」と「全エルサレムのイスラエル領土化」という、ダヤン将軍の遺志を継ぐウジ・ダヤンの当初の構想ではないかと私は見ています。

イスラエルとレバノン、さらにはシリアが当事者として絡んでくる可能性はあります。しかしそれ以上に戦域が拡大することはないでしょう。地域紛争に留まるからこそヨルダンが調停役を買って出る可能性が生じるのです。ロックフェラーはイスラエルに防備を固めさせて小さく命脈を保たせれば良いと考えているようです。本命はアメリカで、覇権を失った後のアメリカを実効支配する積りです。アメリカがこれ以上に中東に軍事介入することはないと思われます。

現在もイスラエルは普通に暮らしているレバノンの人々を殺傷しています。この一連の紛争は疑いもなく「仕掛けられた」もので、決して偶然から生じた惨劇ではありません。構想者はその遂行中に誰が犠牲になろうと一向に構わないのです(海水浴客であろうと、レバノン市民であろうと、国連軍兵士であろうと)。

もし以上のストーリーが実現しつつあるなら、アメリカで内乱が起きることを本気で心配しなければなりません。中近東で彼らが無慈悲に人々を苦しめたように、アメリカでも同じことが繰り返されるでしょう。そして、信頼がすっかり失われたブッシュジュニアがこの事態を収拾することで権力を取り戻すのです。彼はかつてリンカーンが行ったように非常大権を行使し、権力を独占すべく跳梁します。私たちは冷静に世界を眺め、彼らの猿芝居を見破らなければなりません。
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2006年07月15日

世界貿易センターとは何か2

世界貿易センター連合のサイトから

世界貿易センターと言えば、東京浜松町にもあります。この施設を建てたのは株式会社世界貿易センタービルディングで、1964年の設立とあります。建物が完成したのは1970年ですから、構想から建設に6年の歳月を費やしたことになります。
(参照)ウィキペディア「世界貿易センター(東京)

1964年はニューヨークの世界貿易センターが建設開始に向けて地元と困難な交渉を重ねていた頃です。一方、1970年はノースタワーが完成する年です。東京のWTCは、ニューヨークに少し遅れて立ち上がり、少し早めに完成した格好です。ほぼ同時に進行した二つのプロジェクトに何か関係はあるのでしょうか?それとも国際貿易が活況を呈した時期で、世界中でこのような集積施設が要請されでもしたのでしょうか?

ネットで調べてみると、「世界貿易センター連合(World Trade Centers Association)」なる団体があることが分かりました。ヒューストン、ニューオリンズ、ニューヨーク、東京の各WTCがメンバーとなって1970年に創立した団体です。拠点はニューヨークにあり、会長はニューヨーク・ニュージャージー・ポートオーソリティに勤めていた人物ですので、中心メンバーはニューヨークWTCでしょうか。
(参照)世界貿易センター連合

この団体の使命は、先行例をモデルとして、同コンセプトの施設を世界中に展開させ、以て国際貿易を推進しようということのようです。上記サイトは、現在のメンバーが100ヶ国約300施設に達すると誇らしげに記しています。地図で確認すると、文字どおり世界中に「世界貿易センター」が屹立しています。構想は見事に実現されたようです。(知りませんでしたが、大阪、札幌にも世界貿易センターがあるのですね)

メンバーには共産圏の牙城、モスクワのWTCも含まれます。外国企業駐在員用のアパートやホテル、会議場、ホール、ショッピング施設などで構成される立派な複合施設です。ソ連(当時)の対外貿易の拠点として1980年に完成したこの建物群は、「ハマー会館」とも呼ばれているそうです。このプロジェクトの推進者はアーマンド・ハマーだったのです。
*元々の構想者はイートン父子だったようですが。
(参照)「ドクターハマーが動いた」(資料としてはお勧めできません)
ドクター・ハマーが動いた!


私が映画「レジェンドオブゾロ」から読み取ったアーマンド・ハマー、そしてデイビッド・ロックフェラー。この二人の人物にはもう一つ共通する要素があったようです。どちらも世界貿易センターの推進者だった―単に偶然なのでしょうか?
<参考>「レジェンドオブゾロ」のメッセージ1
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2006年07月03日

映画「レジェンドオブゾロ」(スピルバーグ製作総指揮)のメッセージ2

発せられていた"a new Civil War"予告声明

映画「レジェンドオブゾロ」が「ハマー・ロックフェラー・ブッシュ連合によって新しい南北戦争が起こされる」とのメッセージを発していると書きました。映画製作者たちはなぜそうした物騒なメッセージを発信するのでしょうか?引き続きそのメッセージの意図を探ります。
(参考)映画「レジェンドオブゾロ」のメッセージ1

メッセージ発信の意図としては、次の3つの可能性が想定されます。
1.社会に向けての警鐘
2.三者連合に対する警告・行動抑止
3.三者連合の意向を受けてのフィルムプロパガンダ

第一の可能性はまずありません。社会がそのメッセージを受け取っていないからです。ネット(英語版google)で調べてみても辛うじてブッシュとマクギブンの相似形が指摘されているくらいで、その他の人物はすっかり見逃されています。そもそも何かを伝えたいとするなら、観客を思考停止に陥らせるような娯楽作品をメディアに選ぶでしょうか?

第二の可能性を検討しましょう。社会は気づいていないにしても、我々製作者は知っているぞと関係者に告知することで行動を抑止できるかもしれないと彼らは考えたかもしれません。作中に挿入されている「どこへ行こうと、何をしようと俺はお前(アルマン)を逃さない」との主人公のセリフは、これを支持しているようにも思えます。

上の二つは製作者が三者連合と敵対関係にあることを前提にしています。対して第三の可能性は、両者が仲間である場合に成立します。つまり、三者連合が何らかの理由(誇示欲求、深層心理操作または事後到達効果)で事件を社会に予告・告知する必要があるために、関係者に製作を依頼しているケースです。

種を明かせば、映画「レジェンドオブゾロ」の製作総指揮はスピルバーグです。この類のメッセージがあるところに彼は必ず顔を出します。当ブログで繰り返し指摘したとおり、彼は一連の事件のインサイダーです。デイビッド・ロックフェラーの心情を「AI」で、その戦略を「ターミナル」や「マイノリティ・リポート」で、正当化のための論理を「宇宙戦争」や「ミュンヘン」で描いています。彼は三者連合の敵対者ではあり得ません。そして今回も脚本家(「アイランド」のアレックス・カーツマンとロベルト・オルチ)や製作総指揮者としての有形無形の影響力を通して「レジェンドオブゾロ」に特異なメッセージを埋め込んでいるのです。

一歩下がって、もしスピルバーグが三者連合に警告する立場であったとすれば、今回が初めてのメッセージ発信ではありませんので、過去の事例によって抑止効果はないと認識していなければおかしいでしょう。真剣なら他の効果的な方法を懸命に模索すべきです。こう考えますと、第二の可能性ははとんどないのです。

私は、前の記事で「スピルバーグが『リンカーン』を映画の題材として採り上げるとき、南北戦争勃発の脅威が高まる」と書きました。しかし、映画「レジェンドオブゾロ」を観た今は、既に引き金となる映画が世に出てしまっていることに気づかされました。かつてマイケル・ベイ監督の「パールハーバー」が911事件の予告として公開されたときと同様に、次の事件「新しい南北戦争」の予告映画が公開されたのです。前者に象徴としてのFDルーズベルト大統領が登場したように、後者でもリンカーン大統領がラスト近くのシーンに登場させられています。私たちは、もういつ事件が起こされてもおかしくない状況に置かれていることを認識しておく必要があります。
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2006年07月02日

「レジェンドオブゾロ」(マーティン・キャンベル監督)のメッセージ1

ハマー、ブッシュ、ロックフェラー家の使命

ブログ”メッセージジャーナル”は、主にスピルバーグの映画から発せられるメッセージを読み解くことで、「911事件は米国権力者による内部犯行」との結論を導き出しました。こうした推測をする以上、首謀者は権力を持ったまま生き延びている訳ですから、事件はそれで完結したのか、未完であるなら最終目的は何かとの問いを続けなければなりません。

そこで私はメッセージの解読と推論を進め、近々米国において「新しい南北戦争」がフェイクテロを引き金として起こされると警告しました。そんな折、記事を読んでくださった方の一人が「(かつての)南北戦争」を背景に宗教的メッセージを発している映画があるとの情報を寄せてくださいました。今回は、ようやくレンタル解禁されたその映画「レジジェンドオブゾロ」のメッセージを解読します。

映画「レジェンドオブゾロ」(2005年制作)は1850年のカリフォルニアを舞台に、アメリカを引き裂き弱体化させるための内戦(南北戦争)を画策する秘密結社の一味と正義のヒーロー”ゾロ”の対決物語です。秘密結社側の主要人物は次の3人です。フランス貴族で秘密結社”アラゴン騎士団”幹部「アルマン(Armand)」、その従僕「フェロック(Ferroq)」、アルマンの手足となって汚い仕事を引き受ける「マクギブン(McGiven)」です。

フェロックの名前を聞いた瞬間、これは単に騒々しいだけのハリウッド映画ではないと感じました(それまでは鑑賞を中止する誘惑に駆られ続けました)。情報提供者が感じられたのと同じ感覚を私も抱いたのです。フェロックという名は、その音韻から明らかに「ロックフェラー」を指しています。こんな文字遊びをしてみてください。まず名前の後ろ半分を先頭に重ねて置きます。”Roq+ferroq”です。次に最初のqを同じ音韻のckに、同じくrをlにマイナーチェンジし、そして最後のqを次のアルファベットrに1字だけメジャーチェンジします。浮かび上がる名前が”Rockfellor”です。(正式には"Rockefellor")

Ferroqとはまた奇妙な名前です。どの民族も余り使わないような名前ではないでしょうか。偶然の産物というより、アンチヒーローに名前を与えた者が意図して「ロックフェラー」の名を隠し込んだと考える方が自然です。映画「ターミナル」に関する私の記事を読んでくださった方なら、お分かりいただけると思いますし、その法則の共通性に驚かれるだろうとも思います。
(参考)映画「ターミナル」のメッセージ5

では「アルマン」とは?架空の秘密結社「アラゴン騎士団」は、どうやら今流行りの「テンプル騎士団」を模しているようです。しかしこれは明らかにエンターテインメント性を高めるための「いかにも」の演出に過ぎません(千年前の予言も出鱈目)。「アルマン」に隠された人物を特定する鍵は、フェロックの特異な身体的特徴にあります。この冷酷な人物の腕には何と「鎌」が仕込まれています。鎌と言えばソヴィエトのシンボル「鎌と槌(sickle and hammer)」、そしてアメリカ共産党のシンボルは「腕とハンマー(arm and hammer)」―腕(武器)と鎌とハンマー、この観念連合がフェロックのキャラクター設定には反映されています。
(重曹で有名なアーム&ハンマーを思い浮かべられる方もおいでかと思います。ここから家庭用品との連想で石鹸にはつながっても鎌との関連性は見出せません)

"Armand"はフランス風の発音で煙に巻かれていますが、その正体はアメリカ共産党の創設者である父によって党のシンボルが名前に刻印されたロシア系ユダヤ人「アーマンド・ハマー(Armand Hammer)」と思われます。彼は石油大手オキシデンタル石油(本社カリフォルニア)を育て上げ、ソビエト共産党との親密な関係を土台に戦前・戦後に跨る対ソ貿易で巨額の利益を上げた米国の政商です。ここに、もう一つの家系「ロックフェラー」との共通項を見出せます。ロックフェラー家は石油メジャーのボス中のボス、そしてやはりソ連との貿易で蓄財をしています。
<参照>Wikipedia「アーマンド・ハマー

ロックフェラーの許しがなければ後発のハマーには石油で財を成すことなどできなかったでしょう。両者の間には深い繋がりが感じられます。実際、この二人(当時のロックフェラー側は主にネルソン)は、ニクソン政権時代に共同作戦にも従事しています。当時共産圏との緊張緩和(デタント)をニクソンに仕えて強力に推し進めたのは、ロックフェラー家の代理人キッシンジャー、そして人脈を提供することでそれを裏から支えたのがアーマンド・ハマーです。

さて、もう一人の悪役に目を転じます。アルマンの使い走りマクギブンです。彼は「神の使い(man of God)」を自認し、神の名によって悪事を遂行します。顔には十字の焼き印のような傷跡が付けられています。私はこの名前から人物を特定できませんでした。しかし次の結論については断言できます。ブッシュ(ジュニア)です。そのキャラクターは全く同一ではありませんか?デフォルメされてはいますが。

興味深いことに、ブッシュジュニアも石油業者として社会的地盤を築きました。むしろ石油業界に丸抱えされたというのが実態です。もちろん彼は今も石油業界の代弁者です。アルマンから「誰のお陰で生きていると思っているのか。生意気な口をきくな」とマクギブンは脅されています。あるいはこれが石油業界とブッシュジュニアの真の姿かもしれません。

悪役たちを見て行くうちに、映画「レジェンドオブゾロ」のメッセージが自ずと浮かび上がったようです。映画はしきりに「未来」を口の端に乗せます(アルマンのセリフ)。「これは過去の南北戦争に関する陰謀をテーマにした娯楽作品だが、実はそうではない」と観客の深層心理に植え付けたいかのようです。その上でメッセージはこう続きます。「アメリカを弱体化させるために南北分断が画策されている。その首謀者はアーマンド・ハマーとその後継者デイビッド・ロックフェラー、そして使い走りブッシュジュニア」

これは私が発しているメッセージではありません。私はデイビッド・ロックフェラーとブッシュジュニアが911事件以降の一連の事件の首謀者ではないかと疑っていますが、アーマンド・ハマーがここに関与しているとは夢にも思いませんでした。映画が殊更にハマーの重要性を観客にメッセージしているのを見ると意外な思いです。

映画によると、ロックフェラーはハマーの後継者です。ハマーはアメリカを旅立った後についてこう言います。"Ferroq will remain to oversee the operation."ハマーが1990年に他界した後、アメリカはデイビッド・ロックフェラーの手に委ねられたのでしょうか?

次回に続きます。

レジェンド・オブ・ゾロ コレクターズ・エディション

getmessage at 16:31|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)
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映画(劇場公開・DVD・ビデオ)、書籍、ニュース、キャンペーンなど、メディアを通して表現されたものからメッセージを抽出し、隠された意味や表現者の意図を探ります。

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