2007年09月11日

映画「トランスフォーマー」のメッセージ3

反連邦による破壊か連邦による保護か

私は、デイヴィッド・ロックフェラーの米国改造プロジェクトが次の3段階で計画されているとこれまで何度も書いてきました。
1.新しいパールハーバー
2.新しい南北戦争
3.新しい独立
WASP(アングロサクソン系プロテスタント)が築いた米国史を遡りつつ、WASPが築いた栄光の米国を破壊するという悪意に満ちた構想です。ご承知の911事件が上記1に当たり、年内に起こされると私が予想している事件は上記2に当たります。この事件の核心に関して、当ブログでは「米国を二分する勢力(レトロスレッドとメトロスブルー)間の衝突」と捉えてきましたが、その衝突は必ずしも武力抗争を伴うものでなく、南北戦争の本質としての「連邦制の危機」と理解するのが妥当のようです。
(参考)映画「アイランド」のメッセージ2

911事件で間髪を入れずアルカイダが犯人として名指しされたように、今度の事件では「反連邦主義者」「無政府主義者」が犯人に仕立てられ、「連邦制の危機」が声高に叫ばれるでしょう。先の中間選挙で共和党を見限った「アナルコ・キャピタリスト」がスケープゴートにされる(無実の罪を着せられる)のではないかと心配しているのですが、90年代のテロ事件と呼応する形でティモシー・マクベイのような異常な人間が再び主犯に仕立てられる(犯行の一端を担わされる)可能性も残されています。
(93年にイスラム原理主義過激派の仕業とされた世界貿易センタービル地下駐車場爆破事件、95年に連邦に対する復讐が動機とされたオクラホマシティ連邦ビル爆破事件)

この機に乗じて、ブッシュ・ジュニアは例によって単純な選択を国民に迫るでしょう―「反連邦主義者・無政府主義者のテロに脅かされ続けるか」それとも「連邦政府に権力をより集中して保護を得るか」です(映画「トランスフォーマー」のキャッチコピー「破壊か保護か"Destroy or Protect"」参照)。パニックの中で反射的に国民が選択するのはもちろん後者でしょう。息を吹き返したブッシュ政権は、国民の監視機能を強化し、自由を一層圧迫します。
(参考)映画「Vフォー・ヴェンデッタ」のメッセージ

しかしブッシュ・ジュニアの企みは早々に破たんします。パニックから覚醒した国民は何かがおかしいことに気付きます。タイミング良く、この事件に政府機関が関与している証拠がリークされます。同時に911事件がブッシュ政権の自作自演である決定的証拠までが流出します。国民の怒りはブッシュ政権、そして背後のWASPへと向けられます。誰かが(この人物にこそ私たちは注目すべきです)ブッシュ・ジュニアに対し武装蜂起します。ブッシュ政権はあっけなく自壊し、無血革命が成し遂げられます。これが上記3の出来事です。
(参考)映画「ザ・シューター」のメッセージ

情報リーク(ケネディ兄弟暗殺へのWASPの関わりも含まれると予想します)も、反乱扇動も、もちろんすべてがデイヴィッド・ロックフェラーのシナリオに初めから書かれている内容です。彼らはブッシュを見せ餌に国民をWASP排撃へと向かわせたいのです。これまで次第に権力を浸食しながらも決定的な基盤確立を阻まれてきたロックフェラー家が、大統領や主要官僚を通した権力行使よりさらに確実で安定的な政治体制を築くことになるでしょう(彼らの経済基盤が強化されることは言うまでもありません)。21世紀の最初の10年にアメリカで生じる(はずだった)のは、支配者・特権層のダイナミックな交代劇です。

デイヴィッド・ロックフェラーが招来する変革は、米国におけるキリスト教の抑圧(世俗化)、民族の平等(混淆による民族の解体=世界市民化)の実現です。国家の在り方が問われ、大統領制が見直されるでしょう。緩やかな連合を束ねる新しい行政職が新設されるのかもしれません(ローマの護民官のような市民プロテクターか?ブッシュ政権に対して反旗を翻した「誰か」が就任か?)。そしてその裏で誕生するのが「ロックフェラー・マトリックス(子宮)社会」です。そこでは自由や安全、平等がロックフェラーが許す範囲でのみ保障されます(警告映画「呪い村(Population436)」の牢獄シーン参照)。何も市民が本当の自由・平和・平等を勝ち取る訳ではないのです。
(参考)映画「マトリックス」のメッセージ2

映画「パールハーバー」の公開から911事件までは3ヶ月半でした。この伝で行くと、新しい南北戦争(連邦制の危機)の引き金となる諸事件の勃発は今年10月半ばと計算できます。10月19日を政変劇(ブッシュ暗殺)のXデーと設定した映画「大統領暗殺」と時期が重なるのは政治日程を考慮すれば必然なのでしょうか?

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