2007年04月06日

メッセージジャーナルから2

ロックフェラーフィルムの符牒(マーキング)

当ブログは、アメリカと世界の変革を密かに画策する特定グループがハリウッド映画を使って公然と(しかし表面上からは隠されて)自分たちの思想・構想をメッセージし続けていると主張しています。にわかには信じられない話かもしれませんが、もう2年近くこの疑惑を追ってきた私の中では確信に変わっています。すべてのハリウッド映画がそうだと言っている訳ではありません。そこで、次第に明らかになりつつある「作品を見分けるための符牒(彼らのマーキング)」を整理します。既に指摘した「鏡と水へのこだわり」については次の記事を参考にしてください。
(参考)映画「レディインザウォーター」のメッセージ5
映画「AI」のメッセージ2

一つ目は「火曜日」です。

スピルバーグの映画「ターミナル」で重要な役割を果たすラヤンは「火曜日にアポを」「火曜日は嫌いだ」となぜか火曜日にこだわる人物として設定されています。ラスト近くで他の曜日に関わるセリフを挿入し火曜日を相対化させますが、フォーカスの所在は明らかです。同監督の映画「ミュンヘン」にも一ヶ所だけ曜日が口にされるシーンがあって、それがやはり火曜です(首相ゴルダ・メイアのセリフ「火曜日は親戚の葬式があって犠牲者の国葬に出席できなかった」)。またシャマラン監督の映画「レディインザウォーター」で大写しされる玄関マットには「火曜日」の文字がくっきりと縫いこまれています。

映画「ミュンヘン」によれば、火曜日はブラックセプテンバーによるミュンヘンオリンピックテロで犠牲になられた方たちの国葬がイスラエルで営まれた日の曜日です。スピルバーグはこの葬儀に出席しなかったゴルダ・メイアに対して「首相は親族の葬儀を理由にしているが、本当は国内の批判派へ配慮したのだ」と不満を表明させるセリフを挿入しています(実質的原作である「標的は11人」にはゴルダ・メイアに関わる「火曜」「国葬」の表現はありません)。この事件と政府の姿勢に対する某かの感情が火曜日に結び付けられていると感じられます。

デイヴィッド・ロックフェラーを911事件の首謀者と見る私には、国際舞台で挙行されたこのミュンヘンテロに彼が私たちの想像を超えるレベルの衝撃を受け、このことが911事件の決行日(セプテンバーの火曜日)設定に影響を与えた(イスラム過激派へのあてつけ)と見えるのですが、残念ながら現時点ではそう言い切れるだけの根拠を持ちません。(ちなみに映画「デジャヴ」のテロ決行日も火曜です。こちらは観客に911事件を想起させる意図として成立しますので除外しました)

二つ目は「猫」です。(映画「トゥモローワールド」で犬が味方の識別記号として使われているとコメントしましたが、犬へのこだわりはむしろ例外です)

映画「ミュンヘン」では、女暗殺者は死の前に猫を抱き寄せます(演出に不自然さはない)。ウォシャウスキー兄弟監督の映画「マトリックス」では、デジャヴ(この作品の場合はプログラムの変更を意味する)を示すのに黒猫を使います(違和感はない)。映画「コンスタンティン」では、主人公は猫を抱えて地獄へ入ります(これは奇妙)。以上は猫に印象的な役回りが与えられている例です。その他、映画「レディインザウォーター」では先の玄関マットに猫のイラストが(火曜日の文字と共に)縫い付けられ、猫そのものも登場します。

「火曜日」を「ミュンヘン」が説明したように、「猫」は「コンスタンティン」が説明していると私には思えます。主人公が地獄に入ったとき、猫は消え、彼の手には宝石が握られています。文脈からすると、この宝石は猫の目に違いありません。猫へのこだわりは実は目へのこだわりと重なる可能性があります。
(参考)映画「マイノリティリポート」のメッセージ2 (目へのこだわり)

「水」「鏡」「火曜日」「猫」「目」―もちろんその一つが当てはまるからと言って、ロックフェラーフィルムだと断定はできません(特に猫が画面に登場するだけで疑っていては逆に人から疑われる羽目になるでしょう)。しかしこうしたこだわりが作品から感じられたなら、その作品が発するメッセージには十分注意されることをお勧めします。そしてもう一つ、当グログで取り上げてきた作品群が不自然にこだわる重要な符牒があります。しかしこちらは別稿にて報告したいと思います。
getmessage at 15:57 │Comments(27)TrackBack(0)映画 

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この記事へのコメント

1. Posted by サトシ    2007年04月07日 10:54
5 先日のマモンに関するzeroさんの分析面白かったです。
「コンスタンティン」を解釈するのに重要な手がかりになりそうですね。グレイブスの著書を僕も読みたくなりました。
今回のマーキングの話も面白いです。
ハイパールネッサンスの話が今後どう展開されるか楽しみです。

「ダヴィンチ・コード」に、コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認したり現代のキリスト教の基本的解釈の枠組みや編纂に関わったという事などが書かれていますが、
「コンスタンティン」の主人公の名は、このコンスタンティヌス帝から来ているんでしょうか。
2. Posted by サトシ    2007年04月07日 10:55
癌に犯され、死まで秒読みだったコンスタンティンがルシファーの手で、生き長らえる結末は、キリスト教からの決別がまだギリギリの所で押さえられている様子のように思えました。一方で密かに「運命の槍」がヒロインに手渡されたことなども、女系社会へ覇権を移す事を暗示しているようにも思えます
基軸通貨大国として覇権を握り、キリスト教国でもあるアメリカが「双児の病」と言われる対外対内債務を抱え、没落寸前な状態とも通ずる所があるように思えます。田中宇さんの言う隠れ多極主義者達による自滅を目論む今のアメリカの姿と重なって見えてきます。
彼の自殺という自己犠牲によって、「イザベル(ノアの方舟のノアの奥さんだそうですね。)」が地獄から解放されるというのも何か意味がありそうですね。
3. Posted by サトシ    2007年04月07日 11:05
長々とすみません。
気になることとして、あと一つ。
「ダヴィンチ・コード」に登場するキリスト教に関する秘密を隠し持つという「メロヴィング王朝」です。
「マトリックス」に登場する「メロヴィンジアン」というフランス語で下品な言葉を連発するプログラムは、この「メロヴィング朝」を意識したものなのでしょうか。
「ミュンヘン」に登場する主人公達を罠に嵌めた情報組織もフランス人達でしたが、ハリウッド映画に登場するフランス人の扱いが少し気になってます。
ド・ゴール大統領の金の買い占めによる「金本位制」のドル崩しや、シラク大統領の原油決済をユーロ建てにするようフセインに促したことにより「イラク開戦」が起こるなど、経済や政治の流れでアメリカを攻撃するフランス人達の動きと関連があるような気がするのですが、どうでしょうか・・・。
4. Posted by サトシ    2007年04月07日 11:11
5 一気にいろいろな質問や僕の勝手な憶測を並べ列ねてしまいました。すみません。

「宇宙戦争」以降、僕もスピルバーグを中心にハリウッド映画の内容が気掛かりで、どう解釈したものか迷っていた所でした。

Zeroさんの数々の分析は僕の中の疑問を解消してくれました。感謝します。

ハイパールネッサンスなど、何か結論がまとまったら是非、書籍化して欲しいです。

今後とも当ブログを読むのを楽しみにしています。
では。
5. Posted by zero    2007年04月07日 14:20
サトシさん、コメントをありがとうございます。

お察しのとおり、映画「コンスタンティン」を記事にするのに苦労しています。先週一度まとめたのですが、破棄して今も書き直しているところです(詰めのところでもう一冊本に当たらなくては...ふぅ)。とはいえ、多分2年前ではなく今だからこそ取り組める作品なのだろうとも思います。良いタイミングでアドバイスをいただいたことに感謝しています。

今回のコメントを拝読して、人によって着眼点も着地の方向も随分と違うものだと改めて感じました。サトシさんもこのテーマでサイトを立てていただき、一緒に取り組んでいただけたら心強いのですが。最近は奇妙なメッセージの映画が増えているように思えます。それに生半可な私にはこの仕事は重すぎるといつも感じているものですから。
6. Posted by zero    2007年04月07日 14:38
サトシさんご指摘の点について若干の感想を

主人公の名前はコンスタンティヌス帝からでしょうね。この皇帝は政治的解決としてキリスト教を公認していますから、当然彼から産み出されたものは、宗教と世俗、本来のキリスト教と異教の妥協物だったことでしょう。制作者が神と悪魔の接点となっていたコンスタンティンをこの皇帝に重ねたとすれば納得できるところがあります。(皇帝が悪魔と関わりがあったと言っている訳ではありません)

イザベルで聖書に親しむ人々がすぐに思い浮かべる人物は別にいます。記事で触れます。
7. Posted by zero    2007年04月07日 14:56
若干の感想(続き)

こうして並べて見せられると、確かにフランス人にこだわってますね。他に、映画「レジェンドオブゾロ」でも陰謀の黒幕はフランス人(アルマン伯爵)でした。

サトシさんは政治上の敵を貶めていると解釈されているのですね?ぜひ先へ進めて結論を聞かせてください。ただ、「ミュンヘン」ではビジネス上のパートナーとして振舞っており、罠に掛けたようには私には見えません。罠に掛けたのはCIAでは?(原作との関係も考えなくてはいけませんね)
8. Posted by サトシ    2007年04月09日 05:58
コメントに対する返答ありがとうございました。
誤解やバイアスのかかっている僕の映画観に意見を下さりありがとうございます。
ミュンヘンのことなどで、自分なりに、再確認していたら、間を開けてしまいました。すみません。

サイトを立ち上げて映画について分析するのは確かに面白そうなのですが、やはり自信がありません。
すみません。やはり、圧倒的に知識やセンスに関してはZEROさんには遠く及びません。
政治や経済、権力者達の動き、聖書や神話に関する知識は大変疎いものですから、勉強しつつ、恐る恐る、意見等をコメントさせて頂く程度にとどめたいと思ってます。

9. Posted by サトシ    2007年04月09日 06:25
ミュンヘンに関して頂いた感想なのですが、
フランスの地下組織、ル・グループのルイ親子は罠に嵌めた組織と言い切ってしまうほど、「クロ」と断言出来る表現はなかったかもしれないですね。
ただ、情報を売る事でかえって主人公達を翻弄しているかのような、限りなく怪しい人物としては描かれていたようには思えます。
主人公をいたく気に入ってる風のパパは「血入りのソーセージとチーズ」をプレゼントしますが、これってユダヤ人に禁じられているはずの物では?何か当てつけのようなものを感じたのです。
そして、最後に主人公が「本当に我々の情報を誰にも売らなかったのか?」と確認する電話の中で、パパは名を偽って接してきたはずの主人公に向かってはっきりと「アフナー」と本名を呼び、あたかも主人公の素性(ユダヤ人であること)を全て知っていたことを示した上で、更に、「チーズ」をプレゼントしようと告げるのです。
10. Posted by サトシ    2007年04月09日 06:42
ルイ親子について続き
このユダヤ人の「コシェル(食物規定)」のしきたりを無視した無気味なパパからの「贈り物」のエピソードは原作にはありません。
一人、二人と仲間達が死んで行くのを見てハンスが「あのフランス人どもは信用出来るのか?」としきりに主人公に訴えかけるのですが、その直後、人工池のほとりで彼は暗殺されてしまいます。しかもその後始末をルイ達が買って出てくれるのですが、その手際の良さはやはり不自然なほどでした。
逆に映画はこの辺りのエピソードを削り、主人公達のぬぐい去れないル・グループ達への疑念を「贈り物」などの表現に差し換えていたように思えます。
スピルバーグはシラク大統領から「レジオン・ドヌール勲章」を授与されますが、何かこのミュンヘンの「贈り物」のエピソードと重なって見えてしまうのですが、妄想でしょうか。
11. Posted by サトシ    2007年04月09日 07:08
ミュンヘンは原作とくらべて「料理」や「キッチン」のシーンが頻繁に出てきますね。
「レディインザウォーター6」でzeroさんが取上げていた
「The Anarchist Cookbook」の事を知らなければ、パパがアフナーに料理を手伝ってくれというシーンや、一緒に果実を摘むシーンの意味あいについて深く考察しなかったと思います。

僕はハリウッド映画に登場する「フランス」はどこか重要な秘密や情報を握る無気味な手強い敵として、恐れや憎悪が表現されているように思えるのです。たまに辱めてみることもあると思います。(マトリックスなど)未見ですが「ゾロ」のアルマン伯爵も気になりますね。アメリカ共産党やロシア系のユダヤ人との見方が出来るというのも何か深い関連を感じるのですが、考えすぎでしょうか。

12. Posted by サトシ    2007年04月09日 07:27
「宇宙戦争」も「侵略」がテーマだと思うのですが、
主人公レイの息子ロビーに母親が、「アルジェリア侵攻のレポートはやったの?」と注意したシーンがありましたけど、100年以上もフランスが支配し、何百万もの虐殺を行ったアルジェリアについて触れるのは何かあるように思えてしまいました。

疑問点ばかり上げ、連想ばかりが繋がってうまくまとまらないままぶちまけてしまってすみません。
「コンスタンティン」に関してまとまりかけたのに破棄してしまったとのことですが、途中経過でも徐々に考えを伺えたらと、楽しみにしています。「イザベル」聖書に親しむ人々がすぐに思い浮かべる別の人物、についてもぜひ聞かせて下さい。

今回も、長々と・・・すいませんでした・・・。
13. Posted by zero    2007年04月09日 09:33
サトシさんの考察は十分面白いです。文字数制限やレスポンスの緩慢さといった障害はありますが(済みません)、それでもよろしければぜひ今後も拙ブログにご投稿ください。

なるほど、スピルバーグはフランスについて何らかのメッセージを発していそうですね。
> 恐れや憎悪が表現されているように思えるのです。たまに辱めてみることもあると思います。
そのとおりかもしれません。

個々の点について思うことは後ほど、改めてご返事させていただきます。(他の皆様による返事ももちろん歓迎します)
14. Posted by zero    2007年04月09日 18:13
「宇宙戦争」で口にされた「アルジェリア侵攻」に関する課題レポートの件、今まで意識していなかったシーンがご指摘により脳裏に甦りました。サトシさんは「ケネディとユダヤの秘密戦争」を読まれましたか?そうでなければ、ぜひ同書P266ページなどに記載されているOAS関連の情報を確認してみてください。

著者MCパイパーはアルジェリア独立を承認したドゴール大統領を現実に何度も暗殺しようとした反逆武装集団「OAS」をケネディ暗殺の実行犯と見ています。彼はこのOASとイスラエルとの関係を暴くことで、イスラエルこそがケネディ暗殺の首謀者だと主張します。
15. Posted by zero    2007年04月09日 18:14
(続き)私は実行犯については説得力を覚える一方で、イスラエル首謀者説には懐疑的です。より明らかなのはOASと米軍、CIAとの関わりであって、首謀者はこの米国内の暴力装置と考える方が無理がありません。イスラエルの情報機関も関わりはあったかもしれませんが、主導的立場にあったと言えるかは疑問です。

アメリカの映画で「アルジェリア戦争」が敢えて言及されるなら、アメリカとの関わりがあるはずで、これがケネディ暗殺事件だとすればいかがでしょうか。問題はなぜスピルバーグが「ケネディ暗殺の実行犯がフランス人の組織だ」と示唆する必要があるかです。
16. Posted by zero    2007年04月09日 18:15
(さらに続き)ここでデイヴィッド・ロックフェラーとスピルバーグとの関係が絡んで来ます。DRはロスチャイルド戦略に従い、イスラエルの国益や情報活動(モサド)とは一線を画す立場にあって、ケネディにアメリカ改革の期待を抱いていたと私は見ます。それを察したWASP勢力の一部腐敗層は、国家の暴力装置(CIAの一部、軍部エリート層の一部)を使って、暗殺という驚くべき阻止行動に打って出た上に、強腕でクーデターを成功させてしまいます。その蛮行を目撃したDRは唖然とし、もはや自らも強硬手段に打って出るしかないと決意したのだろうと推測します(行動開始は60年代後半)。
17. Posted by zero    2007年04月09日 18:16
(さらにさらに続き)DRの新方針によって権力中枢に食い込んだキッシンジャーは、ケネディ暗殺の舞台裏を知るに至ります。以来、彼らはその真相を手のうちに握り続けています(来年、WSAP壊滅のためにケネディ情報がリークされるのではないかと私は見ています)。サトシさんが指摘されるようにDR一派もフランスの国家・情報機関を警戒しているのかもしれません。そこでアメリカで革命が進行していることをとっくに知っているだろうフランスに対して、それに関連する作品の中で、自分たちが情報を握っていることを相手に伝え、その動きを牽制する意図があると見ては穿ち過ぎでしょうね。
18. Posted by zero    2007年04月09日 18:18
コシェルに関するご指摘に関して―食卓でユダヤ人と分かっているアフナーに祈りを強要した息子を諌めた父親ですから、てっきり好意かと思ってしまいましたが、「血入りのソーセージとチーズ」であれば確かに素直には受け取れません。そこまでは考えの及ばない人物として設定されたのかとも考えてみましたが、少なくともスピルバーグはフランス人を油断ならない輩と見ていると受け止めるべきでしょうね。(電話の場面はチーズだけなら問題ないのでは?)

贈り物とレジオン・ドヌール勲章―凄い読みです。シナプスが羽ばたいています。映画公開前年の2004年ですか。ちょうど制作していた時期ですね。
19. Posted by zero    2007年04月09日 18:21
「コンスタンティン」の記事は、完成前にどうしても目を通しておきたい書籍があります。その後、今週末頃にはアップできると思います。

(今までずっと「ミュンヘン」の主人公を「アブナー」と誤記していたようです。正しくはサトシさんが書かれている「アフナー」です。皆様にお詫びして訂正します)
20. Posted by サトシ    2007年04月09日 20:54
鳥肌がたちました。
僕だけでは全くバラバラで方向性を絞れなかった事柄をzeroさんは見事に収斂する糸口を見い出して下さった気がします。
ケネディ暗殺の犯人=OAS説というのは無知な僕には初耳でした。凄い説ですね。「ケネディとユダヤの秘密戦争」是非、読んでみます。
「ジャッカルの日」がリメイクされたのも関係ないでしょうか?97年発表で制作時期が微妙ですし、暗殺犯のスポンサーがチェチェンマフィアなので無理ありそうですが、「ジャッカル」のターゲットが「大統領夫人」なのが気になるのです。
「アイランド」を始めとした「ヨルダン内戦」示唆。そして、ド・ゴール暗殺をOASが目論んだようにヒラリーは中東撤退を主張して命を狙われたりしないでしょうか。更にそれが、南北戦争に発展する火種になるとか・・。
先日「ジャッカル」がテレビで放映されていたので気になったのです。
21. Posted by サトシ    2007年04月09日 21:15
パパの電話口でのシーン、「チーズ」だけでは意味なかったですね。「ソーセージとチーズを贈ろう」と確かに言ってました。すいません。

「ミュンヘン」の主人公の名前は映画の場合、「アヴナー」だったのですが、小説では「アフナー」と記されていたため、こちらの表記を使ってしまいました。たまたま原作とDVDを見比べていた為、そんな風に書いてしまっただけなので、zeroさんのは誤記ではないと思います(汗)。
22. Posted by zero    2007年04月09日 22:14
「ジャッカルの日」がリメイクされていたのですか?知りませんでした。ブルース・ウィリスにリチャード・ギアですか...要チェックですね。

ご存じかもしれませんが、ニューオーリンズは「アメリカのフランス」の位置づけで、両国を股に掛ける動きは大抵ここが拠点になるようです。サトシさんは押さえておいた方が良いと思います。そう言えば、先頃取り上げた「デジャヴ」(おや、フランス語ですね)の舞台でもあります(なぜニューオーリンズ?)。

「アフナー」と「チーズ」の件、正確な情報を有難うございます。
23. Posted by サトシ    2007年04月10日 02:22
ニューオーリンズ、調べたのですが、「オーリンズ」が仏語で「オルレアン」の意があったのですね。フランスとの関わりが強い場所だとは知りませんでした。覚えておきます。
カトリーヌで酷い被害にあった場所ですね。

「デジャヴ」気になる映画です。近々見てみたいと思います。
24. Posted by zero    2007年04月10日 08:22
いつでもどの記事にでも思われたことを気軽に書き込んでください。

いただいたコメントの一部にしか反応できませんでしたが、他にも重要なご指摘をいただきました。じっくりと発酵させたいと思います。味わい深いチーズになると良いですね。(と、中締めしておきます)
25. Posted by zero    2007年04月10日 18:21
早速、二次会に突入です。IMDBによれば映画「ミュンヘン」の主人公は"Avner"となっており、小説も同じでした(wikipediaなど)。日本では、アブナーでもアフナーでも構わないのかもしれません。しかし―

この名前はサムエル記下に登場する「アブネル」から採られていると思われます。アブネルは初代のイスラエル王サウルの将軍で、サウル亡き後はその息子を王に就任させ、王として正式に油を注がれたダヴィデに敵対していました。復讐の連鎖を生む争いに心を痛めた彼は、ある諍いを切っ掛けに全イスラエルの統一を決意し、ダヴィデ側に寝返ります。
26. Posted by zero    2007年04月10日 18:24
(25から続く)
こうして書けば、復讐の連鎖を忌み、イスラエルを捨てアメリカに逃れた現代のAvnerとぴたりと重なることが分かります。原作者の意図は明らかです。とすれば、「アブネル」が一般化している日本では本当は「アブナー」とすべきでしょう。

ちなみにアブネルは復讐によりダヴィデの部下に殺害されます。
27. Posted by サトシ    2007年04月16日 01:35
名前は映画を考察する上で重要なのですね。
今回のアブナー=アブネルにしても名前から何を制作者が想起させたいか分析するうえで重要だと言うことを知りました。

「デジャヴ」面白かったです。
主人公の名前、ダグ・カーリンはダグラスとリンカーンのもじりですね。ここでも南北戦争を想起させたいことが伺えますね。zeroさんの分析を見てこなければ見落としていたことだったと思います。

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映画(劇場公開・DVD・ビデオ)、書籍、ニュース、キャンペーンなど、メディアを通して表現されたものからメッセージを抽出し、隠された意味や表現者の意図を探ります。

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