2007年02月14日

映画「レディ・インザウォーター」のメッセージ4

リべレイション・インザミラー(反転の黙示録)

サブリミナル効果という言葉があります。潜在意識に与えられたイメージや言葉は、顕在意識が関わることができないために人が抵抗できない状態になることを言います。人間の自由を奪うこの手法を使った広告や宗教は当然非難の対象となります。映画「レディ・インザウォーター」はまさにそのサブリミナル作品です。
(参考)映画「レディ・インザウォーター」メッセージ集

作品を観られた方は、どこかで引っ掛かりを感じませんでしたか?私はその引っ掛かりを手掛かりに、映画「レディ・インザウォーター」に「ロックフェラー」が隠されていることを確信しました(メッセージ1参照)。しかしgoogle.co.jpやgoogle.comで検索してみても、この作品をロックフェラーと結びつけて解釈しているウェブページは見当たりません。もし私が見つけたような何らかのトリックが仕込んであるなら、なぜ製作者側はそれを仄めかさないのでしょう?ラジー賞(最低映画賞)の屈辱を甘受してまでも彼らが沈黙を貫くのは、観客が真意を理解しない方が都合が良いからです。(コメント1参照)

潜在意識にわざわざ偽の情報を刷りこもうと考える者はいません。サブリミナル映画だと分かれば、作品から伝えられる情報は完全な事実とは言えないにしても、製作者側の認識そのものであると判断できます。情報撹乱や情報誘導を目的に製作された911事件に関わる諸作品とは異なり、この作品は彼らを覆い隠す殻の破れ目となって私たちに多くの情報を開示してくれます。
(参考)911情報撹乱作品は 映画「ソードフィッシュ」のメッセージ など

前置きが長くなりました。メッセージの内容を整理しましょう。映画「レディ・インザウォーター」はロックフェラー(ファーストネームは特定せず)がヨハネ黙示録に登場する「終りのときの獣」であると堂々と認め、その信仰対象が「ガイア女神」であると明かしています。その上で、ロックフェラー一党がヨハネ黙示録に描かれたような「悪」ではなく、平和を心から希求する善意の者たちだとメッセージします。(メッセージ1〜3参照)

悪が善に転換されたなら、入れ替わりに善も悪に転換されるのが道理です。女神の敵だった獰猛な獣「スクラント(Scrunt)」はヨハネ黙示録では善なる存在に違いありません。主人公ストーリー(ガイア女神)は帰還の前夜、管理人クリーブランドが獣スクラントと向き合ったときに「J.G.Scrunt」と口走ります。一応「特別なスクラント」と前振りはされているものの、この呼び方は唐突過ぎます。そこで区切りを動かしてみます。「JGs crunt」―これを呟いてみてください。「ジーザス・クライスト」に近い音となるはずです。彼らは同書で自分たちが獣と書かれた報復に、自分たちの物語ではイエス・キリストを獣に変えて登場させたのです。

ブルーワールド(主人公ストーリーの国)の支配者、猿のような姿のタートューティック(tartutic)は何者でしょうか。これはガイア側の存在なのですが、父なる神ヤーウェに似ています。まず3体にして名前は一つ(三位一体でしょう)、見た者は死に定められます(とメイキング編は解説しますが、レジーは生きていますね)。違いは生まれてすぐ父親を殺したとされる点。名前から判断すると、ガイアの兄に当たるタルタロスという名の「奈落(の底)」と推測されます(ただしタルタロスはカオスを殺していません)。彼らの描写によれば、ヤーウェと対をなす神のようです。

従って全体像はこうなります。一方にイエス・キリストとヤーウェが立ち、他方にガイアとタルタロスが立っています。両者は対立関係にあり、まさに最後の決戦に臨もうとしています。ヨハネ黙示録は前者を善、後者を悪として描き、映画「レディ・インザウォーター」はその丁度逆の構図を描きます。西洋世界が2000年間大切に守り通した物語の役割を逆転させ、シャマランは究極のどんでん返しを披露しています。意外性が全くないと評された作品のこれが真実です。

当ブログでは米国ステイツジャックを目論むデイヴィッド・ロックフェラーたちが、ヨハネ黙示録の結末をすり替えようとしていると警告してきました。スピルバーグ作品から導かれたこの推論が決して私の思い込みではなかったことを映画「レディ・インザウォーター」は証明しています。これで仮説がまた一つ検証されました。ハリウッドの映画人たちが揃っていたずらをしているのでしょうか?そうなら良いのですが。
(参考)「マイノリティリポート」のメッセージ
メッセージジャーナル要旨3

映画「レディ・インザウォーター」は、評論家ファーバー(Harry Farber)を嘲笑し、処刑します。それはもちろん、悪役と善役を取り違えたヨハネ黙示録の記録者に向けられた怒りに他なりません。ネット検索してみると「Harry Farber Christian」がヒットします。それだけでは何の根拠にもなりませんが、恨みがキリスト教徒全体に向けられていたとすれば尚更納得です。彼らの憎しみは、ヨハネ・クリスチャンを事もあろうにイエス・キリストであるスクラントに殺させ、そのイエス・キリストをタートューティックに奈落の底へと引きずり込ませます(奈落は罪人が送り込まれるところ。ヨハネ黙示録ではキリストの敵たちが黄泉に投げ込まれます)。

観客は、顕在意識にはお伽話を見せられ、潜在意識には想像もしなかったヨハネ黙示録の倒立像を見せられています。私たちはファーバー扮するヨハネ・クリスチャンの滅びを笑い、スクランツ扮するイエス・キリストの転落に胸を撫で下ろすのです。魂はひたすら無抵抗で倒立像のイメージに浸され続けます。目覚めの合図をいつまでも待つ催眠術に掛ったままの人のようです。

私たちには自分の判断で物事を選択する自由が与えられています。その自由をロックフェラーはこうして易々と蹂躙します。シャマランはこの作品を就寝前の子供たちに読み聞かせるお伽話として作りました。絵本まで製作したというのですから、本気で子どもたちを毒牙に掛けるつもりでいます。

これがロックフェラーの流儀、本性です。いくら善良そうに語りかけられても、いくら私たちに民族融和と平和が与えられても、彼らが構築する世界、ブルーワールドは、所詮はジョージ・オーウェルの「1984年」の舞台オセアニア国でしかないのです(「オセアニア」は「海」の神オケアノスが語源。オケアノスはガイアの息子でタイタン族の一人)。
(参考)ロックフェラーのメッセージ3

さて皆さん、卑劣なこの手法も、メッセージを意識するだけで無力化できます。久々にトラックバックをしようかと思います。気分を害されたらごめんなさい。

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この記事へのコメント

1. Posted by zero    2007年02月14日 22:09
(製作者が映画の真意を仄めかさない理由の補足です)
もちろんロックフェラーを仄めかした途端、彼の承認を得たものでない限り、直ちに名誉棄損で訴えられるでしょう。それを覚悟の上で公開したのならロックフェラーを持ち上げる必要はなく、プロットのためなら人物を特定する必要がありません。結局、シャマランはロックフェラーの意を受け独特の仕方で称揚しているのです。
2. Posted by zero    2007年02月14日 23:33
本文に催眠術の喩えを書いて思い当りました。エンドールの後に掲げられる例の「だからお休み」は、寝る前の子供たちにではなく、本当は観客の私たちに投げられた催眠術師のセリフだったのですね。解けない催眠術を掛けていることをシャマランは自覚していた訳ですか。罪は重いな。
3. Posted by zero    2007年02月27日 08:47
三位一体がキリスト教では父と子と聖霊の不可分性を意味します。シャマランはタートゥーティックだけにこの特徴をあてはめているように見えますが、それが彼らの認識と理解する他ありません。

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