2006年11月19日

1968年のメッセージ1

世界同時多発革命〜ロックフェラー千年王国の始まり

只今展開中の"イスラム・テロリスト危機キャンペーン"。その前に"小惑星・彗星衝突危機キャンペーン"が模索されていた時期があるとの記事を以前投稿しました。最近「これもキャンペーンではないか?」と感じられる動きがあります。"リメンバー1968年キャンペーン"です。アメリカのマーク・カーランスキーの著書「1968―世界が揺れた年」が世界の出版界を刺激しています。日本では少し先行したスガ秀実の活動が顕著です。
<参照>ジュンク堂の先月の出版ダイジェストテーマ
(参考)米宇宙軍強化キャンペーンのメッセージ

なぜ38年後の今なのかを考える前に、1968年という年を振り返ってみます。すぐに、ベトナム反戦運動、プラハの春、パリの五月革命、学生運動、公民権運動、ウーマン・リブ、ヒッピー、ニューエイジ、LSDなどのキーワードが思い浮かびます。世界で同時に発生した一連のムーブメント、多様でいて何か共通性を持った社会現象の核を、私は「多元化革命」と見ます(詳細な論議は他の方々にお任せします)。

当時、社会のどのレベルにおいてもその中心にマジョリティが権威として屹立していました。そこでは国家権力、学校当局、宗教的権威、生活規範と常識、家長、男性、白人・WASPがア・プリオリに強制力を行使しました。そしてこれに対を成す形で周辺にマイノリティが存在し、マジョリティに抑圧される構図がありました。1968年の運動は、このマジョリティを攻撃対象とし、マイノリティを賦活化するものだったと捉えられます。

このように考えると、1968年革命のベクトルは米国乗っ取り策謀者たちのそれと一致していることに気づかされます。既に何度か取り上げたように彼らの行動目的は、国家解体、宗教解体(特に反キリスト教)、家族解体でした(もう一つの重要な柱"私有財産制の解体"は先行した共産革命が役割を担ったのでしょうか)。スピルバーグが映画「ターミナル」で米国乗っ取りの大義として掲げたマイノリティの救済は1968年革命の理念そのものでした。
(参考)フィクサーと新世界構想5
(参考)映画「ターミナル」のメッセージ4 

同じ映画が1967年を起点とする40年を私たちにメッセージしていることも既に触れました。すると、策謀者たちは1967年から1968年に着手した「世界の多元化」プロジェクトの完成を2007年から2008年に掛けて計画しているのでしょうか。実は政治、経済、文化、宗教、社会、家族、すべてのレベルにおける多元化の推進が彼らの目的とするなら、そして21世紀に入るやその最後の仕上げが強力に推進されてきたと考えるなら、ブッシュ政権の実態がきれいに読み解けてきます。
(参考)映画「ターミナル」のメッセージ6

ブッシュ政権はネオコンの「一国覇権主義」を採用しました。ところがその極端なまでの行動が逆に世界を多極化へと押しやっているのが911事件後の国際政治の潮流です。田中宇氏はブッシュ政権の背後に潜む国際金融メジャーが「アメリカの衰退」と「世界の多極化」を望んでいて、これをアメリカの右派と中道派が協同(共謀)して推進している、従って両者の対立は見せかけに過ぎないと解読しています。
<参照>「田中宇の国際ニュース解説」例えば最近の記事では「一人負け」の日本

策謀者たちはいつも反動を利用して目的を達成しようとします。政治の世界では極端な一国覇権主義へと一旦は大きくぶれ、その後引き起こされた反動が世界を多極化へ向かわせました。同様にブッシュ政権は福音派の宗教権威主義(キリスト教原理主義)を採用し、彼らの主張に沿って、ゲイの排撃、同性婚や中絶の禁止を極端なまでに推し進めました。テロ対策を口実として国民の自由は抑圧され、人権は徹底して蹂躙されました。イスラム圏近隣の諸民族は過酷な扱いを受け、カトリーナハリケーン災害では貧困に喘ぐマイノリティが見捨てられました。同政権がオーナーシップ社会の実現を掲げ、やはり極端な金持ち優遇政策を実施してきたことも周知の事実です。
(参考)フィクサーと新世界構想4

今でもそうしたブッシュの政策に異を唱える人々が勢いを増しています。しかし機は熟していません。こうした状態は2007年の「新しい南北戦争」によって一層強化されます。国家権力は大統領に過度に集中され、濫用されます。キリスト教は国家宗教化されます。国民の自由と人権は抑止され、刃向かう者には容赦なく厳罰が適用されます。こうして極限まで圧縮された抑圧のエネルギーは、翌2008年に引き起こされる「新しい独立」で一気に解放されるのです。

その先に待っているのは、脱国家、脱宗教権威(世俗化)、脱倫理・脱規制(遺伝子操作、自殺や麻薬の容認などなどあらゆる分野での極端な自由化)の新世界。ゲイや女性、黒人といった社会的弱者たちが力を得、首班に就任する者も続出するでしょう。マクロでは多極化した世界を緩やかに統合する国際装置がデビューし、ミクロでは家族がさらに解体されます。

国家が解体されることで世界が平和になるなら歓迎すべきことです。虐げられていた者たちの代表者が中枢に躍り出るのも悪いことではありません。しかし私たちは目覚めていなければなりません。本当にそこで実現される世界が希望に満ちた私たちの理想郷なのでしょうか。彼らの招来する自由は、囚われる自由、確かなものから離反する自由、堕ちて行く自由です。ひとり彼らだけが、思いのままに世界を制御する自由、経済を独占する自由(競合資産家は取り除かれる)、搾取する自由、人々の生命・財産を支配する自由を謳歌するのです。

私はロックフェラー千年王国の臣民なんて真っ平です。
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この記事へのコメント

1. Posted by fireland    2006年11月22日 12:03
zeroさん、こんにちは。

気になる情報があったので、これに関してzero さんはどう思われますか?私としては、当然のことながらその真偽はわかりません。

http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/697.html

2. Posted by fireland    2006年11月23日 19:55
zero さん、今晩は。

先日の私の投稿がお気に召さなかったようですね。zeroさんはどう思われるか、お聞きしたかっただけで、他意はありませんでした。それでふと考えると、このブログにコメントが物凄く少ない理由がわかったような気がします。が、しかしここはzeroさんのブログなので、何をどうなさろうが、zeroさんの勝手な訳ですよね。

不愉快な思いをさせてしまったのなら、申し訳ありませんでした。これからはコメントは一切入れませんので、煩わされることもないと思います。
3. Posted by zero    2006年11月24日 09:03
firelandさん、ご免なさい。firelandさんのご意見や情報は私としては大変ありがたいです。よろしければ言い訳を聞いてやってください。

ここにどんなご意見が書かれようと、スパム以外はすぐに公開しています。気に入る、入らないはありません。返事も趣旨が明確な場合はさせていただいています。

しかし残念ながら、このlivedoorのブログは性能があまり良くないようで、コメントを公開してもなかなか表示されません(24時間以上はざら)。

今回はお叱りのコメントを公開した途端に前のものと同時に(即座に)表示されています。やれやれです。

また、返事はすぐにできない場合もあります。これはそんなブログと知っていただいた上で、仕方ないが付き合ってやろうかと考えていただければ幸いです。
4. Posted by zero    2006年11月25日 00:30
firelandさん、こんばんわ。情報を拝見しました。この方は初めて自説を公開されたのでしょうか。そうであれば、長い道のりの第一歩を踏み出されたことをお祝いしたいと思います。

この方の見方も私の見方も一つの仮説でしかありません。その仮説が過去と現在をどれだけ説明できるか、そして究極的には未来をどれだけ予測できたかで、有効性が問われることになります。仮説を唱える者は、様々な方向から自説に光を当てて自ら検証する義務があるのだろうと思います。(その孤独な作業を訪問者は主に傍らから眺め、その価値を値踏みする構図?)

(次のコメントに続きます)
5. Posted by zero    2006年11月25日 00:38
(コメント4から続きます)

ですから人に伝える上でも、仮説の有効性を確かめる上でも、どうしても長い時間が掛かるのではないでしょうか。この方が開かれたブログで発信し続けてくだされば、私もお邪魔させていただきやすいのですが。まずは、ローマ法王(それともイエズス会のトップ?)がアメリカで911事件を引き起こすことによってどのように世界を(少なくともアメリカを)カトリック化する計画なのかに関心があります。

ちなみに私はイエス・キリストを信じていますが、カトリック教会もいかなるプロテスタント教派も信用してはいません。それから、西洋のこと(政治も映画も)はキリスト教の知識なしでは分からないとのご指摘にも同意します。その意味でも、この方は深い情報をお持ちのようですので期待しています。
6. Posted by fireland    2006年11月26日 01:08
zeroさん、今晩は。

(その1)
もうコメントは控えようと思っていましたが、思いがけなくも親切丁寧にお返事を下さっているようですので、性懲りもなく出没です。

始めにお断りしておきますが、私にはzeroさんや、その他のブログに色々なすばらしい仮説や推理などを格調高い文章で表すのは無理ですので、そこらへんはご容赦ください。

まぁ、孤独な作業(だとお察しします)をたかが数分であれこれ値踏みする(意図はないのですが)のも、不公平に感じられるかもしれませんね、ごめんなさい。でも、いわゆるフィードバック(の断片くらいでしかありませんが)だと良い方に思って頂ければ…。

7. Posted by fireland    2006年11月26日 01:09
(その2)
個人的なことを申しますと、私などはまだ仮説を立てられるほど考えも確立しておらず、色々情報を目にしては、こうかな、ああかな、と足りない脳みそで唸るくらいしかできません。でも、そういう人間にも「ここの8割は同感だけど、この個所はどうかな?感でしかないけど、ちょっと違うような気がする」とか(特にzeroさんを指しているのではありません)、そんな程度です。なので違うということを立証せよと言われると、ヒジョーに困ります。ただ、いつも非常に勉強になります。

この種のお話は、政治や経済や軍事に詳しいだけでは無理だし、陰謀論やzeroさんの仰るキリスト教の歴史や教義などにある程度詳しくないと書けないと思いますし、いわゆるスピリチュアルな側面も捉えていないと無理だと思います。そういう意味でzeroさんのところは非常に興味深いです。

8. Posted by fireland    2006年11月26日 01:10
(最後です)

イエス・キリストを信じていらっしゃってカトリックでもプロテスタントでもない…というと、よく分かりませんが、新興宗教か何かですか?あ、これは個人的なことなので無理にはお聞きしません。

何だかよくわからないコメントになってしまいましたが、すみません。


9. Posted by zero    2006年11月26日 11:02
firelandさん、こんにちわ

うれしいです。ありがとうございます。過分なお言葉については聞き流すことにします。すぐに浮かれる性質ですので。

首を傾げられる個所は当然あると思います。そこをぜひ掘り下げていただきたいですし、時々致命傷にならない程度に私に教えていただけると有り難いです。情報もありきたり、知識も生半可なことは自覚しています(直観だけにはなぜか自信を持っています)。"夢の中でランデブーさん"、皆さんに教えられながら見えない道を少しでも先に進めたらと思います。

反応のスピードには目をつぶっていただいた上で、今後もよろしくお願いします。
10. Posted by zero    2006年11月26日 11:28
この機会に、立ち寄ってくださる皆さんにお礼を申し上げます。

ご自分のサイトや掲示板でご紹介くださった方々、ありがとうございます。中には内部の方と衝突されながら当ブログを庇ってくださる方もいらっしゃいました。一見怪しいブログでしかないのに。本当に感謝です。

これまでコメントをお寄せくださった少数の方々、ありがとうございます。課題や別の見方に気づかせていただいた以上に、このブログの一部となって貢献してくださいました。

そして、傍らからこのブログを見守ってくださっている方々、ありがとうございます。1年半近く続けてこられたのは皆さんのおかげです。心より感謝します。

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